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税金の不正を撲滅するアイディア

みなさんは周りに、みなさんの汗水流して払った税金を
不正に取得している人がいたらどう思いますか?

絶対怒りますよね?

政治家などの不正流用とかあったらマスコミに叩かれまくりますよね?

なのになぜ
我々の業界にはこんなにも不正がありふれているのか。

私はみなさんが興味を示さないからだと思います。

非常にひどい業界です。
接骨院や整骨院 と 訪問医療マッサージ の世界。

日本中で何億の税金が不正に流れているだろうか…

わたしはその不正を簡単に撲滅するアイディアを持っています。

その前に何が不正かのお話を少しできたらと思います。

詳しく話すとあまりにも長くなりますので
少し無資格者と柔道整復師あたりは
簡単に書きますが
まず世の中の
『リラクゼーション』『エステ』『カイロプラクティック』『整体』
などは無資格です(医療系の国家資格を持っていないということ)
『あん摩マッサージ指圧師』という国家資格があります。
(あまり知られていないのは、数が少ないから。視覚障がい者の仕事を取り過ぎないようにと保護されている。にも関わらず無資格者を野放しにしてたら本末転倒と思うのだが)
本来はこの『あん摩マッサージ指圧師』がないとダメなのですが
現在の法の抜け道としましては
医療であれば資格が必要だけど
リラックス目的や美容目的であれば資格はいらないだろう
と言い逃れが出来ているのが現状です。
(肩こり治しますとか、腰痛治しますとか書いてしますと保健所から怒られますが罰則などまでいかないのが現状です)

あとは柔道整復師という国家資格があれば接骨院や整骨院を開業できます。
(二つには特に違いはないので以後、接骨院で統一します)
接骨院では医療行為(厳密には医療類似行為)なので治ると言えますが
もともと柔道整復師とは『骨折・捻挫・脱臼・打撲・挫傷』のみを
診て良い資格ですので
肩こりや腰痛も 肩や腰の捻挫や打撲でないと診てはいけないものです。

そうでないものも勝手に接骨院が
『捻挫』として保険請求しているのが現状です。
接骨院で肩こりのマッサージしていることろが多くあります。
むしろ捻挫などばかりを見ている接骨院を私は知りません。

もう法律に触れていない接骨院など皆無であり
今後、存在意義さえ否定されかねないと私は思っています。

不正の温床であり、制度自体なくなっても文句は言えないほど
ブラックな業界です。
肩こりや腰痛で困った人が保険が不正とはいえ利用でき
助けられている現状もわかります。
なら『あん摩マッサージ指圧師』を増やせば良いだけの話であり
不正をして良いとは私は思いません。

そして恥ずかしながら
我々のあん摩マッサージ指圧師もひどいものがあります。
無資格者のリラクゼーションや整体などへの文句ばかり
(我々は医療なので広告できないけれど、彼らは自由にできていたり資格を持っているからメリットどころか知名度も低いし広告できないし足かせにしかなっていない現状も理解はできるので気持ちは分からなくはないが)
無資格者の多さを言い訳にして喰っていけないからと不正をする人も多い。

私は誰かを責めたいわけではなく
そうなってしまうような制度の問題だと思っています。
もう制度自体の大きな見直しが必要だと思っています。
がらりと根本的に変えないといけないのだけれども

とりあえず
あん摩マッサージ指圧師が訪問医療マッサージを行う上で
不正を撲滅する方法として
簡単なのは LINE を導入することだと思います。
何時何分に資格を持った人間がどこの住所の患者さんに行ったのか
位置情報を保険者にラインすれば一発です。
後日、レセプトとラインを照合すれば不正が一気にできなくなります。
あと出来る不正としたら国家資格持ちのスマホを免許持っていない人間が持ち歩くことは可能かもしれませんが、抜き打ちでライン電話し本人確認や患者さんに電話をかわってもらって確認すれば良い。

水増し請求や訪問距離の誤魔化しなどが頻発するこの業界。
まったくチェック機構が働いていません。
水増しだろうが架空請求だろうが
まるでATMのように申請を出せばどんどん通ってしまうのです。
制度自体の問題と
もう一つは
制度を厳しくしようとする働きを行政や保険者も工夫するのだけれど
そのたびに我々の業界が反発します。
悪いことしにくくなるから反発する我々の業界も
本当に腐っているのですが
行政側が反発を受け入れざるを得ない言葉が存在するんです。
行政や保険者側が厳しいことを言おうとすると
『視覚障碍者をいじめるのか』と弱い者のふりをします。
我々のあん摩マッサージ指圧師には視覚障がい者が多いので
書類を難しくしたり、詳細を書かせてチェックしようとしようものなら
我々の業界の人間は『弱い者いじめ』と言います。

そこで私が提案するのは
視覚障碍者を含め、我々あん摩マッサージ指圧師の保険請求を
難しくすることでチェックしたり抑制をかけようとするのではなく
逆に簡単にしてしまうということです。
するといじめではないのです。
行政からすると『保険請求が簡単になりました』と言えば
我々の業界は反発のしようがありません。

それがLINEの活用なのです。
保険を支払う側・書類を提出される側(保険者)がアカウントをつくります。
施術者はマッサージ先に訪問したら
LINEにて位置情報を保険者に送ります。
マッサージが終わったら位置情報を送ってから次の場所に移動します。
すると保険者は
ちゃんと免許を持った人間が何時何分から何時何分までどこにいたか
が分かります。
端末は資格保有者のものでも本当に端末を持って移動している人間がその人でないという可能性があるので
たまに抜き打ちでLINEより通話にて連絡をすれば良いのです。
スタートの報告から終わりの報告までの間に
資格保有者が通話にでないとおかしい
また患者様と電話をかわってもらう抜き打ちもやったら良いと思います。
(名義貸しなども存在しマッサージの免許持っていない人間がマッサージをしている業者もあります、またお祖母ちゃんの保険を使って別の家族が保険請求しているケースなどもあります)
視覚障碍者の方でもLINEをつかえる方を沢山知っています。
『LINEが使えないから』と我々の業界は反発できません。
仮に反発してきたとしても
『今までの書類は誰が作ってたの?
ならその人がLINEできるでしょ?
目の見えない先生をどうやって患者さんのところまで連れて行っていたの?
連れて行っている人がLINEできるでしょ?
今までの書類より明らかに簡単だよね。』
と言えば良いのです。

そしてそのLINEの情報から
保険請求の用紙(レセプト)にワンクリックで変換できるソフトぐらい
今の技術なら簡単にプログラミングできることでしょう。
そこに行政や保険者はお金使っても
大量の不正が取り締まれるのですぐにペイしますし
今後はチェック自体も簡単になるわけで人件費の削減にもなるでしょう。

これは訪問マッサージに限らないと思います。
訪問リハビリや訪問歯科、医師の往診にも応用できるでしょう。
事業者側は保険請求が簡単になるし、不正も出来ないし、行政は管理やチェックも簡単。
LINEであれば導入コストもかからないし
よいことずくめ。

さて
どこかの自治体からでも開始しないかなぁなんて思っています。

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