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囲碁将棋野音

行ってきましたよ囲碁将棋野音。囲碁将棋初心者の友人を引き連れて。
かなり早く会場入りしたのにグッズで相当並んだし、ハンドタオルは目の前で売り切れていた。人生で初めてアクスタも買った。アクスタの使い道は相変わらずよくわからないけど、なんか所有欲を満たせた感じする。お花もいっぱいで全方位からの愛を感じた。(私はファンの有志のお花に参加しようか迷ってチキったので、代わりに情熱スリーのスポンサー権を買った。

お花いっぱい

全体を思い返して


正しくベストネタライブだった。
まず開演から60分ぶっ通し漫才。(くだり付の)休憩とコーナーを挟んで30分漫才×2。計120分の圧巻漫才。前半は往年のベストネタ、後半は比較的最近のベストネタ…というような構成で進んだ。

120分ぐらいやっても収まりきらない囲碁将棋のネタ数に改めて驚くし、最後までエネルギー全開だった囲碁将棋の体力もすごい。
思い返せばキリンもCR小泉さんもウォシュレットも英語で道案内も父へのプレゼントも理想の結婚相手もやってない。なのにこんなに濃密なんだ!という驚き。名作の多さに、スピッツのベスト盤を思い出した。

基本的にはどれも知っているネタだけど、生で、しかも野音で、生身のふたりの圧を感じながら観ると絶対に笑ってしまう。もう次のボケわかるのに。不思議だ。
野音ならではのアドリブや変更箇所もあって、有りネタでも笑えるような工夫は随所に感じたんだけど、それでもここまで知られてるネタで爆笑が取れるのは、囲碁将棋の漫才師としての強さなんだろうな。

出囃子が爆笑アイランドではなかったのでほんのり残念だなと思ってたところ、ラストブロックで死ぬほどカッコいい演出とともに爆笑アイランドが流れれて囲碁将棋が登場したときは軽く泣きそうだったよ。爆笑アイランドからの文田さんの「どーもー!」はいつ浴びても嬉しい。

今回は友人二人を誘った。二人ともお笑いは好きだが囲碁将棋に詳しいわけではなく、新鮮にネタを楽しんでくれた。肛門にいたく感動していて、名作というのはいつの時代も心を揺さぶるんだなあということを強く思った。(肛門に感動するという日本語)

幕間もうれしすぎ


さてさて、幕間の話。前半戦の漫才がそろそろ終わるかというところで、文田氏が謎にモジモジし始め、なんだ?ネタ飛ばしたんか?と思ったところでタモンズが登場。 沸いた~。 (あのモジモジの時間マジでなんだったん)
タモンズも漫才やってくれるのかと思ったら、始まったのはまさか、お馴染みのくだり「行列」。

囲碁将棋とタモンズがそろった時に発動するくだりの一種で、だれか一人が行列に並ぶマイムをし、一人が「これなんの行列ですか?」と聞き、その返答でボケるものである。ツッコミは「いなーい」「いねえって」など。

そのあとは「正式」も見せてくれた。正式は、他人の一発ギャグを丁寧に一音ずつ発声し「正式ー!」とツッコまれるというもの。(意味が分かりませんね)

とにかく20年近くの付き合いの二組から繰り出される幼稚でくだらない「くだり」の応酬は本当にうれしかったし、エモすぎた。
くだりのためだけに衣装着用で呼び出されたタモンズ本当に最高だったなあ。
そして囲碁将棋初心者で当然タモンズを知らない友人二人は本当に置いてきぼりを食らっていた(笑)そりゃそうだ。

好井まさおのラジオで"正式"が聴けます。

タモンズの漫才旅チャンネル神奈川編で絆感じてください

囲碁将棋がことあるごとに「タモンズはちょっと特別」って言ってたけど、ほんとに特別なんだなと思った。しかもやったことがいつものくだりの応酬なんだもんすごすぎない?大宮だろうが野音だろうがやること変わらない囲碁将棋とタモンズかっけえよ。

休憩中は囲碁将棋のラジオも撮りおろしで流してくれていた。しかしトイレに行ったり友人と会話したりでそこまで聞き取れず。
これだけは後日どこかで公開して欲しい。もったいなすぎると思っていたらイゴガレで公開してくれていた。ありがとうありがとう…。いつもより穏やかで、でも要所要所でトガリ見せてくれるラジオ嬉しかったです。

続けて休憩中のコーナーとして行われたのは厚着選手権。
ここでダイヤモンド小野さんともものせめる。さんが登場。小野さんの髪形まじで慣れない。一瞬わからなかった。(ふみたさんもエンディングで「ももの二人」と言い間違えていた。)どこかで出てくると思ってたけどここか!二人で野音に合わせたショートネタを用意していてほほえましかったな。
厚着選手権は私も一応エントリーしてみたけど、まあまあ危険なコーナーだったので、心から落ちてよかったです(笑)


そして休憩明けはトニーフランク登場。年末の単独で披露した囲碁将棋ソングを野音でも聴けて気持ちがいい。野音バージョンとしてタモンズ安部ちゃんの披露した「正式」が採用されていて笑った。

この幕間の豪華さよ。ホスピタリティとサービス精神が溢れすぎている。そしてゲスト関連は幕間に留めて本編はすべて囲碁将棋の漫才だったのも最高。ちゃんと単独っていう芯があるのもカッコいいぜ囲碁将棋。


余韻に浸りながら雑多な感想書きます


ネタ本編に関してもっと感想を言いたいけど、まとまらないので少しだけ。
初めて生で砂を確かめるネタを観れたのが嬉しかったな。くだらないし、めちゃめちゃしつこい。あまりに嬉しくてネタ見ながら「しつけえ~」とつぶやいてしまった。
歌ネタが多くて、配信が無いことを最大限生かしてくれていて嬉しかった。普段配信勢なので、生で初めて見れたネタが多かった気がする。囲碁将棋の歌ネタなんてなんぼあってもいいですからね。初手「J-WALK」ってやばくないですか。
あと全体を通して、ここまでの大ボリュームだとネタ選定から構成からかなり大変なはずなのに、その中でもおそらくセカンドに向けて構成やボケを変えていたり、かなり調整されていたのが流石だった。漫才好きすぎない?
〇×クイズの「〇かもなあ~!」が本当に面白いのでセカンド期待しちゃうな。

次の絶景ツアーは6/1仙台とのこと。土日で嬉しい。なんか行けそうな気がする。

余談ですけど集客に関しては告知ヘタクソだなとは思ってて。
あのポスターカッコいいけど、内容わからない、顔もないポスター1枚で告知するのだいぶ強気じゃない?ファンだって会場でどんなことするのかイマイチわからずに行ってるし。
囲碁将棋の漫才メインなのか、コーナーもするのか、ゲストがいるのかいないのかぐらいは分かった方が良いと思う。ストロング漫才がっつりやります!って言ってくれたら気になって会場来た人いたと思うし、タモンズの匂わせぐらいしてくれても良かったと思うよ。
逆に言うと「囲碁将棋が野音でなんかやる」だけの情報であれだけの人が集まったのはすごいことだよなとも思いました。

余談その2ですけど、野音は人生3回目で、うち2回はフラカン。はじめての野音はハイエースが新曲だった頃だから、結構前だ。
フラカンと囲碁将棋ってやっぱり似てる気がする。
囲碁将棋の方がスタイリッシュだけど(笑)
どこでも変わらないスタイルとか、ギミック無しのストロングすぎるライブとか、品と泥臭さが両立しているところとか。
あとオタクに「売れすぎないで」って思わせちゃうところとか(笑)
そういえばフラカンのグッズも最高にセンスいいんだよな~。

とにかく野音最高すぎて今日もパーカー着て過ごしてます。ありがとうございました。

パーカー買ってよかった!

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