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【カナダ高校留学】最新版・カナダ留学生の入国手順🇨🇦

みなさんこんにちは!

一年半ぶりに日本からカナダに帰ってきたKotaroです!

今年の夏はカナダの西海岸のBC州では歴史的な熱波により気温が40℃近く上がった日もあったそうなのですが現在はとても過ごしやすい気候となってます。

さて今回は日本からの留学生が現在どのような手順でカナダに入国することができるのかご紹介していこうと思います!

現在、新型コロナウイルスの影響によりカナダでも多くの入国制限かけられ、日本からの出国・カナダへの入国のプロセスは複雑になっています。せっかく留学が決まったのに入国ができなかったなんてことにならないように気をつけましょう!

出国前に日本でする準備🇯🇵

日本カナダ間をもう何度も往復しているKotaroは正直パスポート、ビザ、財布、携帯さえあればなんとかなると思い前日までほぼ荷造りをしない人間でした、、、
しかし今はコロナ禍!しっかり準備をしないと思わぬトラブルに巻き込まれてしまうこともあります。

1.コロナPCR検査陰性証明書の発行
カナダ行きの飛行機に搭乗するためにはしての医療機関から発行された陰性証明書を提示する必要があります。

カナダ政府のWebサイトによると

"If you're flying to Canada, you must take a test within 72 hours of the scheduled departure time of your flight to Canada. Airlines will refuse boarding to travellers who are unable to provide a valid molecular test result."

と書いてあります。

翻訳すると

「カナダに空路で入国する際は、飛行機の搭乗時間の72時間以内にPCR検査を受ける必要があります。検査の結果を証明するものを提示できない際は航空会社は搭乗を拒否することができます。」

つまり飛行機に乗る72時間以内のうちにPCR検査を受け、陰性であることを証明しないといけません。

僕の場合、

カナダ行きの飛行機:9/7 17:00だったので9/5にPCR検査を受け9/6に結果を受け取りました。

PCR検査の結果をカナダ渡航の際に提示するためには英語の陰性証明書が必要になります。英語の陰性証明書を発行すには指定のクリニックで予約をする必要があります。

ちなみに海外渡航用のPCR検査は全て自費になるので結構高いです、、、

僕が受診したクリニックではPCR検査に30,000円+英語の陰性証明書の発行に5,000円 合計35,000円かかりました。

ここで注意しないといけないのがワクチンを2回打ち終わっている人でも陰性証明書の提示が必要になっています!

こちらに東京で英語の陰性証明書を発行することができる医療機関のリストを載せておくので参考にしてみてください。

2.コロナワクチン接種証明書
カナダ政府により指定されたワクチン(ファイザー・モデルナ・アストラゼネカ・ジョンソンアンドジョンソンまたはヤンセンファーマ)を2回目の摂取日から14日間以上経過している人(ヤンセンファーマは一回)は、完全にワクチンの摂取が完了している渡航者(Fully vaccinated travellers)としてワクチン接種証明書を発行することができます。

英語の接種証明書は接種を受けた際、ワクチンの接種券を発行した市町村(通常は住民票のある市町村)へ申請をします。

申請には


(1)申請書 
(2)海外渡航時に有効なパスポート 
(3)接種券のうち「予診のみ」部分 
(4)接種済証又は接種記録書

こちらが必要になります。

ちなみに東京都世田谷区出身のKotaroはいつまで待ってもワクチンの予約ができずに(接種券が届いたのが8月に入ってからでした笑)ワクチン接種証明書を発行することはできませんでした、、、

ワクチン接種証明書を発行できた場合、カナダ入国の際空港でのPCR検査さらには14日間の自己隔離も免除になります。(※空港でのPCR検査はランダムで実施されるが可能性あります。もしランダムで実施された場合は、指示に従って検査を受ける必要があります。)

こちらの厚生労働省のウェブサイトにさらに詳しい情報があるので参考にしてみてください。

※9/3 日本のワクチンパスポートがカナダで正式に認可されました。今後ワクチンパスポートでのご渡航でもワクチン接種完了者とみなされますので、英文翻訳を別途ご用意頂く必要はございません。
詳しくはこちらをご参照下さい

3.Arrive CANのダウンロードと申請
現在、カナダ政府は海外渡航者の情報をArriveCANというスマートフォンのアプリを通して管理しています。

こちらにアプリを通して以下の情報をアップロードしなければいけません
・連絡先
・渡航の目的
・渡航者の情報
   ・カナダに到着する日時
   ・入国の方法(陸路、海路、または空路)
   ・渡航番号、到着する空港、
・ワクチン摂取の有無
・72時間以内に受けたPCR検査の結果
・自己隔離の予定(現在全ての渡航者に対して政府指定のホテル隔離命令はは解除され、自分で指定した場所で行うことができます)

自己隔離が可能な環境についてこちらのカナダ政府のウェブサイトを参考にしてください。

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日本を出国🇯🇵🇨🇦

さあこれらの準備が終わったらいざカナダへ!今回は成田空港からAir Canadaの直行便に乗ってバンクーバー空港に向かいました!

1. 搭乗手続き
一年半年前にカナダから日本に帰ってきたときよりは少し人が増えてましたがいまだガラガラの国際線ターミナル。チェックインは事前に済ましていたので、いつも通りこちらのチェックインマシンで搭乗券を発行しようとしたところ、


ダウンロード

エラーが表示され発行ができない、、、、
まさか飛行機の日時を間違えたか、と一瞬ひやっとしました。

しかしこれはエラーではなく現在国際線のチェックインは陰性証明書やワクチン摂取証明書の確認のため直接チェックインカウンターに向かわないいけないようです。

チェックインカウンターではパスポートによる本人確認、留学の際はビザの提示、そして陰性証明書の提示をして搭乗手続きは完了です。

2.出国ゲートへ
無事にチェックインも済まし、早速出国ゲートへ!

出国手続きや手荷物検査は特に今までと変わらずスムーズに終えることができました。しかしここで驚くことが一つ、

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そう、かつては多くの免税店、お土産屋、飲食店で賑わっていた出国ゲートがほぼゴーストタウンと化してました。

いつもは飛行機に乗る前に日本で食べれる最後の晩餐を何にしようかと楽しみながら悩んでいるのですが、今回は断念。

3.搭乗ゲートへ
バンクーバー行きの搭乗ゲートに行くと意外にも多くの人が!

その中でも一際目立っていたのは真っ赤なジャージに"Team Canada"の文字。そうカナダのパラオリンピック代表選手たちと同じフライトだったのです!

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↑こんな感じ

他にも僕と同じような留学生らしき学生の姿も多く見られました。

4.いざ搭乗&離陸🛫
予定より少し遅れてついにバンクーバー行きの飛行機への搭乗が始まりました。

搭乗して最初に客室乗務員に配られたのは飲み物でも軽食でもなくマスクとアルコール除菌用のウェットシートでした。現在も飛行機の中では食事や緊急時を除く場合以外マスクまたはフェイスカバーの着用をしなければいけません。

自分と周りのためにしっかりとマスクをしてシートベルトを閉めれば離陸の準備はOKです!

友達に旅に出る時に聞いてほしい曲としておすすめしてもらったBUMP OF CHICKENの[Please] Forgiveを聴きながらいざカナダへ🇨🇦!

カナダ入国🇨🇦

8時間半ほどのフライトを終えて無事にバンクーバー空港へ着陸。飛行機の窓から見る久しぶりのカナダの広い空に少しの高揚感を感じながらも内心ちゃんと入国できるか不安、、、

それではカナダ入国の手順を見ていきましょう!

1.カナダ入国手続き
飛行機を降りてから5分ほど歩いて入国審査へ。

数年前からバンクーバー空港では入国管理が機械化されとてもスムーズになりました。

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↑こちらのキオスクを使い入国の情報を入力、顔写真の撮影をして発行されるレシートを持って入国審査へ向かいます。

僕の経験上、基本的に学生ビザを持っている場合カナダの入国審査では難しい質問をされることはほとんどありません。

滞在目的、滞在先、留学する学校の情報、など基本的な情報はすぐ出せるようにしてくとスムーズです!

それに加えて今回は陰性証明書の提示、ワクチン接種の有無、ArriveCANの提示、もしワクチンを打ってない場合は自己隔離のプランなどを聞かれます。

2.学生ビザ発給
入国審査が終わり、預け荷物をピックアップをしたら空港内のイミグレーションオフィスにてビザ発給を行います。
日本から学生ビザを申請した時は学生ビザ許可証というものがオンライン上で発行されます。イミグレーションオフィスでは学生ビザ許可証と引き換えに、正式な学生ビザが発給されます。
注意点としては、学生ビザが発給されたらその場で必ず、名前、性別、ビザ期間などの情報を確認し、誤りがあればその場で訂正依頼を行って下さい!

3.PCR検査
カナダではワクチン接種が完了していない全ての海外渡航者に対して空港でのPCR検査が義務となっています。現在海外渡航者を受け入れているカナダの空港(バンクーバー、モントリオール、トロント、カルガリー)ではそれぞれPCR検査を違う医療機関が担当しています。

バンクーバー空港ではというLifelabs医療機関が担当しています。現地でのPCR検査の登録をすることも可能ですが事前にFlyClear ( by LifeLabs)予約することもできるので、これから渡航を考えてる人はこちらから事前にPCR検査の予約をおすすめします。

ちなみに調査のためにワクチンを完全に接種していてもランダムで選ばれた人にはPCR検査をお願いすことがあるようです。

PCR検査会場につくとそれぞれのブースに通されます。

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陰性証明書発行のために日本で行ったPCR検査は長めの綿棒を鼻の奥に差し込まれ15秒ほどぐりぐりされます。正直めっちゃ痛い、、、

長時間のフライトと時差ボケからくる倦怠感の中、鼻に綿棒は嫌だな〜と思っていたらカナダのPCR検査は日本と違い頬の内側を少し擦りその後鼻の浅い部分を軽く擦るだけでした。

時間がよかったのか特に待ち時間もなくスムーズに終えることができました。

PCR検査が終わったら自分で検査するようのキッドをLifeLabの職員から受け取ります。

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ワクチン接種が完了していない渡航者は自己隔離の8日目に自分でPCR検査が義務付けられてます。付属の紙に添付されているQRコードをスキャンして日にちと時刻を予約し、専属のナースがオンラインで検査の仕方などをガイドしてくれるそうです。

またこちらのテストが終わったらレポートしたいと思います!

自主隔離(9/10現在)

現在自主隔離4日目。

空港で受けたPCRはEメールで受け取り無事陰性でしたが現在進行形で隔離を続けています。

余談なのですが今学期から新しくカナダの農場に引っ越しました。家の真横に農場があり牛が放牧されていて、まさにカナダの田舎の風景といった感じです!

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外には出歩けませんが牛ちゃんたちに癒されてます笑笑
またカナダ農場ライフなんかもシェアできたらなーっと思います!

それでは
Thank you reading and see you soon!

Kotaro

カナダジャーナルについて🇨🇦

カナダジャーナルは高校留学のスペシャリストです。経験豊かなシニアアドバイザーを筆頭に、高校留学準備に関するご相談から、学校選択、入学手続き代行、ビザ取得サポート、カストディアン※、留学中の学業・生活面の相談、卒業後の進路相談まで、高校留学を成功させるために不可欠なサポートを行い、多くの高校留学生とご両親から感謝の言葉をいただいてきました。

高校留学は、成人が行う留学とは異なります。
日本にいても、高校生活を安心して送るには周りのサポートが必要です。留学となればなおさらで、学校のカウンセラー、カストディアン、ホームステイファミリー、エージェントの四者が一体となり、学校生活はもちろんのこと、生活全般にわたってご両親に変わり留学生を見守り、育むサポート体制が必要です。
その体制を作って高校生一人ひとりのニーズに合わせてアシストするのが、カナダジャーナルの高校留学サポートです。

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