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タルティーボ仕上がりました!

タルティーボってなに???
という感じだと思います。

もちろんご存知な方もいらっしゃるとは思いますが、ちょっと手間のかかるイタリア野菜です。

長すぎる名前ですが、、、
「ラディッキオ・ロッサ・デ・トレビーゾ・タルティーボ」
ラディッキオ=チコリの一緒
ロッサ=赤
トレビーゾ=イタリアの地名
タルティーボ=晩生
※晩生=おくて、ばんせいと読みます。育つのに時間がかかるもの。早く育つものは早生(わせ)

イタリアのトレビーゾで作られる晩生の赤いチコリ
ということのようです(笑)

写真をご覧ください。
細長い白いリーフの縁がワインカラーになっていて先端がカールしています。イタリアのトレビーゾでは厳格な品質規格があり、冬の間しか手に入らない特別なもの。

ほのかな苦味の中に甘味も感じられ、サラダやリゾット、オリーブオイルで炒めたりして食べられるようです。

初夏に種まきをして7月から8月の暑い盛りに畑に植えます。大きく育って、11月から12月の寒さに当たると、最初は緑色だった葉が赤みを帯びてきます。
寒さにあたらないと赤くならないんですね。

赤くなってきた頃を見計らって根っこごと掘り上げます。

まだ収穫ではないです。その掘り上げたものを、根っこが水に浸かる程度の水を発達タライに入れ、光を遮ること3週間。そのあいだこまめに水を取り替えます。
軟白化と言います。
そうすると、写真のような美しいチコリができます。

手間もかかるので作っている生産者もあまりいないようです。こたろうファームでも4〜5年前から少しだけ作ってます。最初の2年は全くダメ。ここ数年ようやくできるようになりました。

年明けから販売予定です。もしご興味ありましたら、ぜひ手に取ってみてくださいね。


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