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思い込むこと

作品に呼ばれた気がしたんです。

作品に呼ばれた気がしたんです。
それは次々に私の身に起こることがあり、それは偶然が続いてただけかも知れませんが、せっかくなので意味のあるものと捉えたく。

以前、SNSで知り合った友達が、漫画の読み切りネームを31ページもしっかり書き上げて、私に見せてくれました。

その時、31ページ描いたこと自体が素晴らしいと感じました。
どれだけ巧みに描かれていても、どんなに素晴らしいストーリーでも、それを描き上げて原稿を出版社などしかるべき場所に持って行かなければ、評価されないのです。

評価されないということは、本質的には何も成し遂げていないのと同じことですからね。

本当に作品に呼ばれた気がしたんです。

いや、もう少し聞いて下さい(笑)
私は「中途半端に終わった作品を最後まで仕上げたい」と、徐々に気持ちが高まって来ました。振り返ってみると、前回最後に書いた小説が2013年。ちょうど10年も経っていました。

この10年の間、作品のことをたまに思い出しては「完結させられなかったな…」と小さく後悔していました。いや、でも本当に小さく。でも長い期間の中で。

作っていた作品は、全12話構想のうち、1〜4話までを1冊の本にし、同人誌として完成させました。

ただ本当にその後は忙殺されたため、本を一冊も売ることなく在庫に(笑)。例えば同人誌即売会等、どのイベントにも参加しませんでした。

ちなみにブログの方では、第7話の途中まで公開しました。

この半年の中で、そんな作品をふと読み返しました。手前味噌ですが、自分の中では「まだ作品は死んでない」と感じました。ますます、作品を復活させたいという気持ちが強くなりました。

10年ぶりに、初めて会った方

そんなとき、年末にある方から連絡を頂きました。

10年前作品を書いていたときに、ブログ内で仲良くしていただいた方です。その方も小説を書く方で、私の作品のキャラを使ってスピンオフまで書いて下さりました。私の同人誌には寄稿までして頂きました。

その方は西にお住まいの方ですが、聖地巡礼などのついでに埼玉まで会いに来てくれたのです。

いろいろ話をおする中で、その方からイラストのご依頼も受けました。そのイラストは二次創作のアニメ作品でした。

そこで私は「自分の作品が途中で終わったので、久しぶりに続きを書きたいと思うが、どうか」という話をしました。

話しをしている間に、自分がどう考えているのかを整理する時間にもなりました。そして「書けたらぜひ、読んでほしい」とお願いし、快諾してくれたのです。ありがたい話です。

作品を読んでくださる方がいると思うと、さらにやる気が湧きます。
この時です。作品に呼ばれていると意識したのは。

そしてご依頼いただいたイラストを描くために、某アニメの1期、2期全26話を見ました。今まで見たことがなかったジャンルでしたが、実はこれが物語の構成を再構築する上で非常に参考になったのです。これは別の機会に詳しく考察するかもしれません。

壊れたHDDが奇跡的になおった

作品を復活したり、続きを書くにあたって一つ問題がありました。

それは作品の1〜4話までのテキストデータが破損したHDDにあり、読み込めなかった…と思い出したのです。

そもそもそのHDDはどこにしまったかもすぐに思い出せません。

そんな折、同じく年末に高校時代の友人からメガドライブミニ(ゲームハード)の中古を売ってもらい、送ってくれました。せっかくなので昔購入したファミコンミニやネオジオミニと並べて写真でも撮ろうと思い、そのハードを押し入れから探していたところ、その破損したハードが見つかったのです。

これは、「見つけるべくして見つけたよなぁ」と思い、故障を承知で読み込むかトライしてみました。案の定、読み込みませんでしたが、何度もしつこくつなげると、なんとフォルダが現れて、データをすべて救出することができたのです。テキストデータだけでなく、当時のイラストや資料データも全てありました。

よくよく考えるとこの友人も、10年前の作品を読んでくれた一人でした。
友人にも同じように聞いたら、私の作品の続きを読んでも良いと言ってくれました。

体は温まった!

・読んでくれる方2人いた。
・10年前のデータをすべて手に入れた。
・アニメ作品視聴で作品を書く上でストーリー構成や設定の参考になった。

作品の再構築・続きを書く上での準備は出来ました。体は温まっています。
これは続きを書かなければいけないよ!

ただの偶然でも、勘違いでも、思い込みでも良いんです。
こうやって改めて書く理由をわざわざブログ記事にしたのも、全ては作品を書き上げるためです。テンションやモチベーションが下がってきたら、読むためのものです。

なぜ流れ星に願い事を3回言うと願いが叶うのか、っていう擦られすぎた話がありますが、答えは「突然、しかも稀に現れる流れ星が見えた時に、願いが3回もすぐに言えるということは、そのくらい常に心に強く思っているから、と言うことです。

常にアンテナを張りめぐらせていれば、どんなささいなことも、チャンスに、モチベーションにできるってことですね。

というわけで、早速作品を進めていきます!

最後までご拝読ありがとうございました。

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