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飲酒を強制する病

他人に飲酒を勧めるのは(例え飲む人が表面上は自らの意思で飲酒しているようにみえても、そこに何らかの社会的プレッシャーが微塵でも加わっている場合)立派な傷害行為です。
飲ませた相手が体調不良になった場合、勧めた相手は傷害罪に問われるべきですし、死に至れば傷害致死罪に問われるべきです。
過去に同様の経験(飲ませた相手が救急搬送された等)をしているにも関わらず行為を繰り返した方は殺意があったととられても仕方が無いので殺人罪に問われるべきでしょう。
現状で最強のBZD系睡眠薬であるflunitrazepam(商品名:サイレースまたはロフピノール)はその危険性ゆえ米国では全土で未承認であり、持ち込むこと自体が犯罪となる州すらあります。
しかし実はアルコールがその3倍も危険性が高い薬物であることが【おそらくは意図的に】流布されていないことも大問題です。
よく問題にされる医師の多剤処方よりも実は遥かに危険なのが実情です。
flunitrazepamの治療指数は30、一方でエタノールのそれは僅か10でしかありません。(治療指数に関しては後述のサイトの解説を御参照してください)
サイレースを他人に『これはよく眠れる薬だよ。』等と言って規定量の30倍も飲ませて死なせた人がいればそいつは殺人罪に問われるでしょう。
しかし『場を盛り上げろ!!』と人に一気飲みさせて、死なせても殺人罪にならないのは実に奇怪なことですね。


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