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上級国民という病
これは是非観たいですね。 【水俣病】とそれを取材した米国写真家を題材にした映画ですが、 実は【水俣病】と東大医学部は切っても切れない関係です。 熊本大学医学部のなした『原因は有機水銀である』という発見を、政財界の意向を受けた医学界の頂点、東大医学部が踏み潰したという東大医学部の暗黒の歴史が【水俣病】にはあります。 詳細は【日本医学会会長・東大医学部名誉教授田宮猛雄+水俣病】で調べればいくらでも出てきます。 実はこの話は東大医学部の授業でもちょろっと出てきた記憶があります。 それと今回調べてみて驚いたのは島薗進・東大名誉教授が上述の田宮猛雄氏のお孫さんであったという事実ですね。 以下、http://blog.livedoor.jp/sacredeconomics…/…/14689583.htmlより抜粋 【島薗進氏は東大理科3類に合格したが、医学界の権威主義や倫理性軽視が問われた東大医学部紛争の中で苦悩。「生きている意味を含め考え直そう」と宗教学へ進んだという。紛争中、水俣病被害を拡大させた田宮猛雄も厳しく批判・非難された。頭脳明晰な島薗氏は、おそらく医学者になっても素晴らしい業績をあげただろうが、医学界では常に悪名高い祖父の名がつきまとうのに耐えられなかったのだろう。】 学生時代に宗教家の島薗進先生の講義は受けた記憶がありますが、まさかそういう因縁があったとは知りませんでした。 【水俣病】について語るならば当然【チッソ】について触れざるを得ないでしょうし、すると【チッソ】が当時とった数々のえげつない行為、日本興業銀行から天下った江頭社長、その孫が現皇后陛下などという点に触れないわけにはいかないでしょう。 米国の映画会社が作成する映画ですからその辺りの忖度は無いと信じたいですが。。。 ともかく、暴力と権力によって被害者を踏み潰してきた、日本の権力者達、上級国民の暗部を見事に描き切った映画であることを期待したいです。
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臭かったYくん
私の小学校(5~6年生)時代の友人にもこのY君みたいな子がいたわ。京阪電車の線路沿いアパート、狭い部屋に弟妹合わせて5人生活、日中なのに父親がよく家でごろごろしていた。彼は髪も伸ばし放題でとうとう担任教師から『早く髪を切ってこい!』と言われてたけどね。まぁ床屋に行く金も惜しんでいたのだと思うけど。 当時は私自身の家庭も明らかに貧乏な類だったが(おそらく公立小40人学級で下位20%レヴェル)、彼の家庭は恐らくクラスで下位1,2番くらいだったと思う。基本的に貧乏な家の子は貧乏な家の子、訳ありの子とつるみ易いんだよね。当時の私の友人は似たような子が多かった。 当時は判らなかったけど今なら判る。彼の家庭は生保受給していたということを。しかし今考えても他の生徒達の前で本人に恥をかかせる教師ってどうよ?と思うよ。本人にこっそりと促すならまだしも。 その教師は特定の女子生徒にだけやたら優しいクズみたいな男性教師だったけど。 彼とは中学も一緒だったけど、付き合いは自然に無くなった。私の家庭の経済状況が改善し近隣地区の分譲マンションに引っ越し彼の家とは遠くなってしまったこと、中学では同じクラスには一度もならなかったこと、部活も異なったことなど様々な理由があると思う。 彼は中学の途中でいつの間にか消えていた。知らない間に引っ越しして転校したのだと思う。‥
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