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続・Customineさわってみた

こんにちは。先週は夏バテしてました…こたけです。

5月ごろに「Customineさわってみた」という記事で、kintone連携サービスのCustomine試用レポを書いてみました。

Customineの公式HPはこちら。詳しい説明がいっぱいです!

それから3か月、もうCustomineなしには戻れない…というくらい活用させていただいてるので、改めて利用レポートを書いていきます☺


1.Customine導入で何ができた?

Customineを導入して何が変わったかというと、6ヶ月予定で組んでいたkintone開発スケジュールが2ヶ月で完了しました!

しかも、リリース後の追加アップデート作業も3ヶ月計画から1ヶ月での実行に短縮できました…!

文章に起こすとリアル感がないのですが(笑)本当に開発期間がぐっと短縮できたのが驚きでした😲

今まで、自分たちでkintoneアプリを作るぞ!という時は「要件定義→標準機能でできない部分は外部開発→リリース」という作成フローでした。

ここの「標準機能でできない部分は外部開発」がボトルネックでして、

・標準機能で実現可能か検証

・実現できる追加サービス(プラグインなど)を検討する

・既存サービスではできない場合、実現したい機能をエンジニアや社外パートナーに伝えて実現可能か相談する

皆さまも心当たりはあるかと思いますが、こういった検証作業にかなりの時間がかかっている状態でした。

今回、Customineを導入したことで「標準機能でできない部分は外部開発」としていた部分の検証が、自分で完結できるようになりました!

他の人にボールを持たせている時間が減り、自分でずっとボールを持っていられるのが、開発時間の大幅短縮のキーポイントでした🔓

今回は「要件定義→標準機能でできない部分はCustomine→リリース」で自己完結していたので、初期構築も追加アップデートも3ヶ月→1ヶ月に短縮できたのだと思います。

もちろん、検討の上でCustomine以外の方法で解決した部分もあるのですが、従来よりも少ない依頼で済んだため、スムーズでした☺


2.Customineを生かすコツ

Customineを使い始めて3か月、初期はまず基本の機能に慣れるので手一杯でしたが、後半は「あれもこれもCustomineでできる!なんで今まで気づかなかったんだ!」とどんどん楽しくなっていきました(笑)

Customineの良さを発揮するにはいくつかコツがあるなと感じたので、一部シェアしてみます💡

コツ1.「やること」を知る

Customineは「やること」、発動したいアクションを選んでカスタマイズしていくのですが、この「やること」がとにかく豊富です!(200種類以上!)

当たり前ですが、この「やること」が頭に入ってないと使えないので、たまにふらっと見て、頭に入れてます。

しかもほぼ毎週のアップデートでも「やること」が現在進行形で増えてます😲

「やること」が頭に入っていくにつれて、「これCustomineでできる!」というひらめきが増えていく感じが楽しかったです!


コツ2.組み合わせる

このコツがステップアップの最大のコツでした!

1つだと「何に使うんだろう?」という「やること」が、他の「やること」と組み合わせて輝きだす、そんな瞬間が沢山ありました。

例えば、「ボタンをスペースに配置する」の「やること」は単体だとただボタンが出てくるだけです。

そこに

*条件「ログインユーザーが指定のユーザーならば」

*やること「フィールドに値を書き込む」

*条件「ボタンを押したとき」

を加えると、「部長だけにボタンが表示されて、ボタンを押すと既読の書き込みができる」といったアクションが作れるようになります。

この連携コンボが決まって上手くアクション出来た時は画面がキラキラして見えます✨✨

マニアックすぎて伝わらないのかもしれないのですが(笑)

しかも、この組み合わせには答えがないので、同じアクションを組み立てるとしても人によって違う組み立て方になるのが面白いなと思いました。

他の人のアクションを見て学ぶことも多いです!

また、組み合わせがセットになっている「テンプレート」も50個以上公開されているので、こちらもよく活用しています。


コツ3.利用シーンを考える

「kintoneのレコードを見る」と言っても、意外と色んなシーンがあります。

「レコード詳細画面をみる」「一覧画面をみる」「レコード編集画面を開く」など

アクションをいつ発動させたいのか、ユーザーの画面遷移はどうなっているのかを考慮して「条件」で指定する必要があります。

初期はこの「条件」設定がゆるく、上手く発動しない無駄アクションを量産してました😅

この「条件」の感覚は、コードを実際に書く時の感覚に近そうだなと感じました。

ノーコード開発と言えども、「コードを書いて開発する場合はこういうことを指示するんだな」といった前提がちょっとだけ頭の片隅にあると、習得が早いかもしれないです!


3.Customineを導入して変わったこと

とにかく「ノーコードで開発できることが増えた」ことが一番の変化でした。

私はエンジニア知識0なので、追加の機能開発をしたい時、「誰かに頼む」か「諦める」の2択でした。

(もちろん勉強して…という手段もありますが、かけられる時間と出せるクオリティを考えると中々難しい印象です💦)

そこにCustomineが入ったことで「誰かに頼む」と「Customineで自分でやる」の2択になって、諦めることはかなり少なくなりました!

また、今までは手を出せなかった「気が利くカスタマイズ」もちょこちょこ入れられるようになりました。(色を変える、ダイアログを出す、入力補助など)

自分がカスタマイズできる範囲が増えて、純粋にkintone利用がより楽しくなりました(笑)


今後ももっと活用して、また使用感をお伝えしていきたいと思います✨

お付き合いいただき、ありがとうございました。


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