ラジオ英会話の活用法

英語の能力は、英語を使わないとすぐに落ちてしまいますよね。

英語ペラペラへのあこがれ

高い英語力を求められる仕事についているというわけではなく、海外であれこれしたいという夢があるわけでもないのですが、英語を操れる人になりたいという憧れ(欲求)は10代のころからずっとありまして。

社会人になってからは、旅先で英語力が落ちたことを痛感して、オンライン英会話を始めて、ちょっと英語力を回復して、数カ月~1年でオンライン英会話に飽きてやめて、また数年後に英語力が落ちたことを痛感する・・・のサイクルを何度か繰り返してきました。

状況の変化

それがコロナ以降、状況が少し変わりました。
ちょうど「そろそろオンライン英会話を再開しようか」のタイミングが2020年の初頭ごろで、コロナの外出制限の時期と重なったのです。せっかくだから毎日プランにしようと決め、そこから毎日オンライン英会話のレッスンを受け始め、それが習慣になって、レッスン受講を2年以上続けました。
真面目だったというより「受けなきゃもったいない」が原動力でした。

その2年の間に、TOEIC800点を超え、英検準1級に合格し、最後はギリギリTOEIC900点台に乗せることができました。
当時は熱中した状態にあると自覚していて、この勢いで到達してしまおうと思ったのです。もう今では準1級の難解単語は覚えていませんし、TOEICの長文を時間内に解くことも不可能だろうと思います。

目的を果たした私は今後の英語との付き合い方を考えました。
完全にやめてしまうとすぐに英語力は急降下する。でももうあまり時間とお金をかけたくない。

そのころ、NHKの朝ドラではラジオ英会話を取り扱っていました。
そして、私は安易にラジオ英会話を始めました。

それから2年。

まだ続いています!!!

最近になって、チケット制のオンライン英会話を再開しましたが、以前ほど英語力が落ちた感じはしていません。
簡単であっても毎日英語を聞き、シャドーイングし、英文を考えた効果だと思います。

ラジオ英会話の活用法

ここからが本題です。私がどのようにラジオ英会話を活用しているかをご説明します。

①テキストは見ない(買わない)

ラジオ英会話は比較的簡単な単語のみで構成されているレッスンです。
ですから、ほとんどの単語の意味がわかります。お試しで始めてみた際にテキスト無しでも十分できることがわかったため、ずっとテキスト無しで学習しています。

むしろ、テキストがないから音に頼らざるを得ませんし、どういう意味かを理解しようと努めることになりますので、しっかり聞くようになるというメリットがあります。テキストがあったら、そちらに頼ってしまって考えなくなるのではないかと思います。

そして、NHKラジオアプリがインストールされたスマホさえあれば、どこでもできるのが二つ目のメリットです。旅先でも、テキストがなくてもどこでも続けられます。やらざるを得ません

あとは無料でできることもメリットですね。

②ディクテーションをする

これはいつかやろうやろうと思っていて、ようやく今年から始めたことです。朝のレッスンとは別に、たいてい夜にですが、もう一度レッスンを聞いて文章の書き写し(ディクテーション)をします。
普通、ディクテーションは止めずにやるものですけど、私の目的はフレーズを覚えることですので、聞き取れなかったところは止めて戻して、正確な文章を書きうつしています。スペルがわからない単語が出てきたら当然調べます。

そうして、テキストと同じ英文が作れた(はず)となったら、その英文を何度か音読をします。ダイアログも、重要フレーズも、テストもすべてです。


このセットを行っていると、英会話でとっさに出てくる言い回しのボキャブラリーが増えるような・・・気がします。資格試験が目的ならこの勉強法は適さないかもしれませんが、簡単な表現で詰まらずスムーズに話したい場合はおすすめの方法だと自負しています。

実際、もっとペラペラになったらその成果も提示した上でこの方法が良い、とおすすめするのですけどね。
1年後にこの方法をおすすめし続けられるように、今年もラジオ英会話を頑張ります。



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