お守り　〜コーチの一言〜

バッグに神社でもらったお守りを結ぶ。
ユニフォームに両親からもらったお守りを縫い付ける。

大きな大会ではこんなプレーヤーを見かけることが多いです。

興味の無い人にとっては、なぜそんなことをするのか不思議に思えるでしょう。「お守りつけて、神頼みで勝てるなら苦労はしない」と。

確かに、お守りのチカラで急に強くなることはないでしょう。
でも、お守りによって１００％出し切ることはできるかもしれません。

試合で焦ってミスをしてしまうことが多いプレーヤーが、お守りに触れることで落ち着く。
緊張しすぎて身体が動かない時に、お守りを見ることで身体の強張りが取れる。
そんな効果はありそうです。

お守りでなくともいい。
なにか自分にとって落ち着けるもの、リラックスできるもの。
それを近くに置くことで苦しい時の救いになる。
帽子のつばの裏に好きな言葉を書いておくのも同じ効果です。

大きなぬいぐるみを試合に持ち込むわけにはいきませんが。