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笑ってみる 〜コーチの一言〜

立ち上がりからゲームセットまで最高のプレーを続けて勝つ。
こんな会心の試合をしたいものです。

でも、現実には難しい。
むしろ、苦しい場面をしのぐことの方が多い。

渾身の決め球をガツンと返された。
相手のベンチから強烈なヤジが来た。
長いラリーを凡ミスで落としてしまった。

がっくりと来ます。泣きたくなる。

そんな時、無理やりでも笑ってみる。

表情は感情の表れです。
嬉しい時には笑顔に。悲しい時には泣き顔に。
表情と感情は強く繋がっています。
なので、逆も言えるのです。
とにかく笑顔でいれば、気持ちも上がってきます。

苦しい時こそ、空を見上げて「にこっ」と笑ってみる。
そのまま10秒。
下がった気持ちがちょっと戻ってくる。

そして、もう一つの効果。

明らかに苦しいはずの相手が明るい笑顔を見せる。
作戦を練って、追い込んだはずの相手が楽しそうな表情をしている。

どんな気持ちになりますか?
怖いですよね。
相手が自分を怖がってくれたら、相手のプレイは積極的・消極的どちらになるでしょう?

苦しい時こそ笑顔、です。

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