去年の自分 〜コーチの一言〜

ある女子プロゴルファー、トップで迎えた試合の最終日の朝に自分のキャディに尋ねました。
「今日の目標をどうしようか?」
キャディさんの答えは「去年のこの大会の自分でいいんじゃないか」。

そして最終日は4バーディ、ノーボギーで更にスコアを伸ばしての優勝。

これは実話です。

対戦相手のことを考えて悩んでも、どんなプレーをするかはわからないし、そもそも自分にはどうにもできない。
周りの目と評価を意識しても、自分にはコントロールできない。

でも、去年の自分を超えることは自分次第。1年間の積み重ねを意識して、1年前の自分より良いプレーをする。ここに気持ちを集める。
この目標を置いたことが、プレッシャーのかかる最終日でも集中力を上げてくれたのでしょう。

このキャディさん、いい仕事をしました。

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