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歌のチカラ 〜コーチの一言〜

落ち込んで、何をしても起き上がれない。
周りの励ましもなかなか耳に入ってこない。
じっとしていても仕方ないとわかっていても、動き出せない。

こんな風に「ない」ばかりのマイナス思考になってしまうことがあります。実際、こういうときは周りが声がけをしても、効果を生まないことが多い。

だけど、下を向いて座り込んでいても、イヤホンをつけて音楽を聴いている人は多い。音楽には気持ちを滑らかにするチカラがあるのでしょう。

元気が湧いてくる曲は人それぞれですが、メロディーだけでなく歌詞からもチカラをもらえる歌を3つほどご紹介します。

「泣き笑いのエピソード」 秦 基博
NHK朝ドラの主題歌。過酷なことが何度も起こりながらも、幸せを見つけて人生を歩み続ける主人公を歌った歌詞と柔らかいメロディーが合っています。「お腹の音が鳴ったら、大丈夫のサインだ」の一節がとても好きです。

「While you see a chance」Steve Winwood
英国のミュージシャン、スティーブ・ウィンウッドの1980年の曲です。さえない日々が続いていても、明日は来る。その明日に自分が何ができるか。それを決められるのは自分だけ。目の前を通り過ぎるチャンス。それを掴むのか見逃すのか。自分次第だよ。と、軽快なメロディに乗せて語りかけてきます。(英語の詩ですが、さほど難しくはないですし、ネットで和訳を公開している人もいます)

「ギルド」 BUMP OF CHICKEN
オリジナルの人形劇(親子の愛を描いた物語で、これもかなり感動します)のテーマソングとして書かれたものだそうです。
自分はなんのために存在するのか。そこまで落ち込んだときに励ましてくれる歌詞です。ただ、意味もなく毎日の繰り返しをしていても、その人生は自分だけのものだ。人から見た自分じゃなくて、自分はただ一人の自分なんだから、そのままに生きればいい。そんな歌です。

何気なく聴いた歌が忘れられない歌になる。そんな一曲があると、辛い時の助けになってくれます。

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