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ひとりじゃない 〜コーチの一言〜
キャプテンにはどんな人が向いているでしょう?
よく言われるのは「責任感が強い人」。確かにそうです。チームの課題をほったらかしにして平気な人には誰もついていかない。
でも、「責任感が強い人」には苦しい時がやってくる。
それは「全部自分で抱え込んでしまう」時。
自分がやらなきゃ、との強い思いがそうさせます。
でも、大事なのは「チームの課題をどんどん進めていく」ことです。
「自分がチームの課題を担う」ことではありません。
様々な強みを持つ人が集まったチーム。だから、その仲間達に任せていくことがスピードアップになります。
苦しい時には相談してみる。難しい課題であればみんなの意見を聞いてみる。間に合わない時には手伝ってもらう。
「でも、それだったらキャプテンを決める意味が無い」という声もありそうです。
こう考えてみてはどうでしょう?
「自分でやる」のではなく「やる事とやる人を決める」のがキャプテンだと。
相談するタイミングを決める。
みんなの意見を聞いて、やり方を決める。
手伝ってもらう相手を決める。
いくつかあるチーム課題のやる順番を決める。
自分でやってしまうよりも役割分担やチームみんなに伝えるために事柄を判断する方がずっと決断力が必要。やってみるとわかります。
だからこそ、キャプテンは責任感と決断力が強い人が求められるのだと思えたら、一気に視野が広がります。
個人競技の人でも同じ。
家族や友人、コーチ。周りにいる人をうまく使ってみましょう。
使うというのが気になる真面目な人だったら、助けてもらう気持ちになればいい。
あなたが真剣に競技に取り組んでいれば、きっと耳を傾けてくれます。
でも、それでは自分の意志が弱くなりそうと思うかもしれません。
見方を変えてみましょう。
自分自身の課題を達成するために、周りの力や知恵を借りることを「自分で決める意志」を持つ、と思う。
大事なことは目標に向かって一つずつ課題を成し遂げていくことです。
そのために何をするか。
周りの人たちのことも視野に入れて、やることを決められる自分になってみませんか。
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