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番狂わせ 〜コーチの一言〜
サッカーW杯。「番狂わせ」という言葉がよく聞かれる今大会。
番狂わせと言えば、6年前のFIFAクラブワールドカップ、準決勝。
開催国代表枠で出場した鹿島アントラーズが南米代表アトレティコ・ナシオナルに3-0で勝利した試合を思い出します。
アントラーズファンには申し訳ありませんが、番狂わせの勝利でした。
クラブワールドカップではほぼ毎年欧州代表と南米代表の決勝になっています。
この年もその予想が太宗でしたが、アントラーズがやってくれました。
スポーツの試合では番狂わせが起こります。
データで見れば勝って当たり前の方が負けてしまう。
理由は2つ。
まず、試合で100%を発揮するのは難しいことが挙げられます。
実力差があったとしても、下の方がゾーンに入って100%、上の方は70%だったとしたらどうでしょう。元のチカラが3割差があったとしても、同等の戦いになります。
準備の差だったり、ホームアウェイの差だったり、理由はいろいろあり得ます。
もう一つは周囲の視線からのプレッシャー。
勝って当たり前の立場と負けると思われている立場。
どちらがプレッシャーを感じるでしょう。
そして、どちらが燃えるでしょう。しっかり積み上げてきた自信があるなら、どんなに実力差があっても「負けるに決まってる」なんていう評価は受け容れられません。
プレッシャーの少ない方が燃えている訳です。
更に今日の試合ではアントラーズが先制しました。勝って当たり前の立場で先制されたら、相当な実力者であっても焦ります。
この様にメンタルで番狂わせが起こる。
勝って当たり前の選手・チームが番狂わせを防ぐには?
やはり「準備」でしょう。
これまでの積み上げた練習プラス試合前日から直前までの気持ちの作り方。
当たり前の様ですが、これが試合の入り口です。
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