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一区切り 〜コーチの一言〜

マラソンでゴール後、走り終えたコースに一礼。
大会のテレビ中継でもよく映る光景です。

また、旅先で一泊したホテルの部屋。チェックアウトの前に少し片付ける人がいます。

これら2つは全く関係なさそうですが、実は共通点があります。

それは、1つ前の時間を過ごした場所(コース、部屋)への敬意。
そこで、苦しいながらも練習の成果を出すことができた。
見慣れぬ場所で、安全に安心して一夜を過ごした。
「ありがとう」の思いと共に、行動でそれを表す。

こうすることで、時間に対する区切りも付きます。
ただ時間が過ぎただけ。そうかもしれないが、あえてそこで整理をする。その時間と場所で何があったのか、何をしたのか。それを自分はどう感じているのか。
小さな一つの行為が「区切り」をつけてくれます。
そして、次の時間へ向かう。
前へ進み続ける。そのためにも「一区切り」には意味があります。

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