小欲と大欲 〜コーチの一言〜

小欲を捨て、大欲に立つ。

仏法の言葉です。
小さな欲望に日々悩まされても、それらを超越する大きな欲望を持てば、かえって煩悩に悩まされずに謙虚に生きられる。
こういった意味です。
大きな欲望と言うとどぎつくなるような気もしますが、これを「目標」と書き換えるとスッと腹落ちするのではないでしょうか。

プロゴルファーの青木功さんがこの言葉をパッティングの極意の一つに挙げています。

パッティングがゴルフの生命線だという青木さん。

「タイガー・ウッズのように強気で入れたらかっこいいだろうな」(小欲)
「もし外したらギャラリーはため息ばかりになるのか」(小欲)
そんなことを考えるから打てなくなる。
イメージ通りのボールを打つ(大欲)ことのみを意識する。
それができれば打てる、と。

誰もが本当は周りの評価が欲しいのではなく、自分がやりたいプレーをやり切りたいのでは?
素直な気持ちでプレー。それが「大欲に立つ」ことに繋がります。

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