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オープンマインド 〜コーチの一言〜

ノバク・ジョコビッチ。長らく男子テニス界で世界No.1を争うトップ選手です。

そのジョコビッチが以前語る中に「オープンマインド」という言葉が出ていました。

世の中にはたくさんの情報があります。
自分で探しに行かなくても、情報の方が押し寄せてくるような印象すらある。
それを選ぶことに疲れると、権威に頼ったり、自分の過去の成功体験に依存するようになることがあります。

「この分野で知られた○○教授が言っているのだから間違いない」
「あの大会の時に□□練習をやったら調子よかったので、これだけやっておけば大丈夫」

こんな感じですが、これをジョコビッチは「避けるべき」と言っています。

これに対する言葉としてジョコビッチは「オープンマインド」を使っていますが、私なりに解釈しますと次の様になります。

「誰が言っているとかに関係無く、そのままの形で情報を受け容れる(世の中に対してオープン)」
「そこから、『これは自分にどういう効果がある?』『いまの練習と違う点は何?』と問う」
「そして、使うかどうかを自分で決める」

人間は無意識のうちに情報を取捨選択しています。
また、現状維持をするように心が動きます。その方が楽だから。

でも、世の中には自分の知らない「自分にとっての良いもの」があるかもしれない。
それを探して、使って、成長する。
そのためにオープンマインドを持つ。

こういうことなのでしょう。

やってみるとわかりますが、これを文字通りにやるとかなり大変です。
時間がいくらあっても足りません。
自分の代わりに自分のことを良く理解して検討してくれる仲間がいればいいのですが、なかなかいない。

なので、まずは「好奇心」を持つことから始めることをお勧めします。

無意識にスルーしていることに、1日1つでいいから「これって、何でこうなっているんだろう」という目で見直してみる。

一つでも見つかると、ちょっと楽しくなってきます。

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