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新チーム 〜コーチの一言〜

今日から10月。
学生スポーツでは最上級生が引退し、代替わり後の新チーム発足のタイミングに当たる部も多い。

新チームのキャプテン。
緊張感もあり、どうやってチームを運営していくか悩むことも多いでしょう。

自分の考えをどうやって皆に伝えていくか。
皆の気持ちをどうやってまとめていくか。

自分から熱く語りかける。周りの声を丁寧に我慢強く聞く。
いろいろなスタイルがありますが、語るか聞くかのどちらかだけだとキャプテンシーを発揮するのは難しい。

※キャプテンシー : チームを統率する力

ポイントは、自分の考えをまず伝える。それも素直に伝えること。
そしてチームメイトの話を聞く。これも素直に聞くこと。
自分とチームメイトが全く一致していることは案外ありません。
そんな時、説得はしない。
なぜ違うのかを考える。
違いながらもその中にある共通点を探す。
こんなことをしてみると良いです。

「もしかしたら、○○な見方をしてる?僕は□□な見方をしてるのでそう考えているのだけど」
「う~ん、そうか。でも、○○のところは一致してるね。そこから△△に繋がるのはどういう流れなの?」

こんなやりとりを重ねてみる。
意見一致までいかずに妥協があったとしても、互いに理解を深めた上での妥協ならばコミュニケーションがあったと言えます。
ただ一方的に自分が折れる、あるいは相手に譲らせる。ここにはコミュニケーションがありません。

これから1年共に練習し、戦っていく新チーム。
レギュラーになる人も試合になかなか出られない人も一体となっていければ自然とチカラが湧いてくるものです。
キャプテンは「話して聞いて、また話して聞く」ことをやってみては?

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