赤井浩太の仕事一覧

赤井浩太。批評家。1993年3月11日生まれ。

現在は神戸大学人文学研究科国文学近代文学ゼミの大学院生。専門とするテーマは、日本の戦後文学における「政治と文学」、および1960〜1970年代の大衆文学。

批評の領域では「日本語ラップ」「革命」「詩」「身体」「都市」などを対象としている。「日本語ラップfeat.平岡正明」で第2回すばるクリティーク賞を受賞して批評家としてデビュー。以後『すばる』『文藝別冊』『対抗言論』などに批評文を寄稿。

2020年12月より、批評同人誌『ラッキーストライク』を運営している。

2023年4月より、人文書院note企画「じんぶんのしんじん」の編集補助班を務めている。

・2019年

「日本語ラップfeat.平岡正明」『すばる』2019年2月号(第2回すばるクリティーク賞)

「宮台真司の夢 私小説作家から天皇主義者へ」『大失敗』創刊号 2019年1月刊行

(エッセイ)「石炭とダイヤモンド」『西日本新聞』(随筆喫茶) 2019年4月21日

(トークイベント)「令和残侠伝」『機関精神史』主宰の後藤護氏と平岡正明について対談。2019年5月3日@神保町ギャラリーSPINOR

「谷川雁の天啓詩」『すばる』2019年9月号

「被差別者の自己テロル 檀廬影『僕という容れ物』論」『対抗言論』創刊号 2019年12月刊行

・2020年

「日本思想級タイトルマッチ 平岡公威vs平岡正明」『文藝別冊』(特集:三島由紀夫1970) 2020年3月刊行

「スポーティング・ボディ試論」『大失敗』2号 2020年5月刊行

(トークイベント)「現代アートの勝手口」にてゲスト講師。ZORNなどの日本語ラップと批評について講義。2020年10月23日@美学校

・2021年

【批評=運動の未来/過去のために――『NAM総括』編集にあたって】( A面:赤井浩太)(note記事。吉永剛志『NAM総括』についての紹介。2021年2月9日公開)

「日本語ラップに再来する近代──K DUB SHINE論」『ラッキーストライク』創刊号 2021年9月刊行

・2022年

(研究論文)「一九七〇年のペンキ絵──五木寛之『白夜草紙』論」『国文論叢』 2022年3月

「テーゼ・ラッキーストライク」(袴田渥美との共著、ラッキーストライクnote記事) 2022年4月2日公開

(書評)「新刊この一冊」(木村政樹『革命的知識人の群像──近代日本の文芸批評と社会主義』評) 『中央公論』 2022年5月号

「「政治と文学」再来?──特集企画に寄せて」(B面:赤井浩太)(note記事。『国文論叢』59号についての紹介。2022年4月9日公開)

「橋川文三のイエスとキメラ──「死の超越化」から「律動する遺書」へ」『橋川文三』(河出書房新社、2022年5月刊行)

(トークイベント)「続・日本語ラップ批評ナイト──つやちゃん著『わたしはラップをやることに決めた フィメールラッパー批評原論』刊行記念イベント」(つやちゃん×赤井浩太×韻踏み夫、本屋B&B +オンライン配信、2022年7月30日、満員御礼)

(トークイベント)「耳ヲ貸スベキ!──日本語ラップ批評の論点」番外編 (韻踏み夫×赤井浩太、『文学+』Twitterスペース、2022年10月23日)

「パンチヴォイスは止まらない──Fuji Taito論」『ラッキーストライク』2号 2022年10月刊


・2023年
(研究論文)「五木寛之『内灘夫人』論──「青春」から「生活」へ」『国文論叢』2023年3月

「ゼロ距離の批評──小林秀雄論」「批評の座標 第1回」人文書院note 2023年4月26日

(研究発表)「五木寛之『蒼ざめた馬を見よ』論──偽りの「文学」とミステリー」、日本近代文学会秋季大会(北海道大学)、2023年10月22日

(エッセイ)「リフレーンを口ずさんで、海へと走る」『破流 永山則夫小説集成1』附録(共和国、2023年10月)

「堕天使の加速──Tohji論」『すばる』2023年12月号


『ラッパーたちの階級闘争──右翼の根拠地(フッド)を奪取する(仮)』(河出書房新社)を執筆中。2023年に刊行予定。


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