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day30/56"オープンマイクという名のセッション参加" in Nashville 2024/6/17(mon)


【行動録】
・起床、準備
8時半ごろ起床、ウォーミングアップ体操と筋トレをゆったり目にやり、クールダウンのストレッチをした後に朝食を食べる。作り置きのサンドイッチ。
朝食を食べた後、昨日英訳をした自分の曲「わんだふる」の練習をする。
(オープンマイク参加予定なので、英語歌詞を完璧に染み付けて臨みたい!!)

昼食、同じく作り置きのサンドイッチを食べた後も少し練習。
14時ごろに出かける。オープンマイク参加の前に楽器屋に立ち寄って、持ってきたけど使っていない機材を売りたい。荷物が限界に近づいているので…

売ろうとしているループマシン BOSS RC-30

宿の近くの楽器屋Aに行くが、系列の別店舗への確認等が必要になるため即日買取不可とのことで、歩いて15分、バスなら3分ぐらいの別の楽器屋Bを案内された。
店舗Aを出てすぐに目の前をバスが通過したため、歩く。炎天下の中を。ギター抱えて。
なんとかBに辿り着き買取の確認をすると可能だと言われるが、現金を支払うのは無理で、別楽器の購入かクーポン券?の対応になるみたいなことを言われる。
もう一度来る確証のない店舗のクーポン券をもらうのもな…と思い、中心地とかの方にでもないかと尋ねると、2つ紹介してもらう。
アメリカ全土の楽器チェーンのCと、中古専門っぽい名前のD。
どちらも少し離れていて、行ったとすると本来の目的のオープンマイク参加が不可のため、今日は諦めて明日以降に行くことにする。

バスで中心地のDown Townの方に向かい、バスターミナル駅であるCentralで次のバスに乗り換える。
10分ほど乗った後、念の為英詞のカンペが欲しく、Fedex店舗に立ち寄って印刷。
そこからさらに10分ほど歩いて目的のTennesse Brew Companyへ。

店にたどり着く直前の看板。
すごくいい雰囲気。
ブルワリーですからねぇ。

すごく優しい店員さんにサインアップの方法を教えてもらい、ビールを頼んで待つ。
ビールめちゃ美味しい。醸造所なだけ有りますね…
ただ、のんびりビールを飲んでいたら、気づけば列が出来てまして、サインアップ始まってました。3分ほどで遅れてしまった。
なんとかリストに記入をするが、演奏確定枠からは漏れてしまい、「終わって時間あったらやれるよ」枠。しかも後ろの方…痛恨のミス。
悔やんでも悔やみきれないところだが、落ち込んでもしょうがないので、ビール追加&食事も頼む。


シュリンプタコス。ポテトもつけちゃう。


エビタコスとIPA。美味しい。美味しいもの食べるとなんとかなる気がしてくる。
お金は…一旦置いとこう。

参加者を見ると、レベル感はまちまちであるものの、総じてベースのレベルが高い印象。慣れてないのか間違える人もいるが、歌はみんなしっかり歌えてて、声が綺麗。
音楽が身近な街だからか、歌う機会が多かったりするのかな。
会場の雰囲気もいい。

フロアの真ん中にステージがあります。
トイレまでの通路は完全に醸造所

オープンマイクが始まって1時間半ぐらい経った頃、司会担当の店員の人がなんか言っているが、どうやらリストの中の名前を読み上げてるな…そして、俺の名前入ってないな。
司会の人に声をかけて「もしかして、今日俺歌えない感じかな?」と聞くと、やっっぱりその様。
「せっかく日本から来てるから、なんとかしてやらせて!!」
と恥を捨てて駄々をこねてみたけども、「やらせたいのは山々だけどねぇ」という感じ。
しかし、代わりにスタートが遅くて、終わり時間も遅くまでやってる近くの店を紹介してもらう。
車なら5分。バスだと20分…経験を買うと思い、迷わずUberを呼ぶ。

これは帰る前に撮った写真

着いたお店はThe Vinyl Lounge。お店の感じ的に、昔レコードプレス工場だったとかそんな感じなんでしょうか?


ステージの上にはホストバンド
エントリー方法の案内

ただ、ステージの上にはフルバンドがスタンバっており、エントリーシステムもしっかりした感じ。そして"This is not your ordinary open mic!!"の文字。エントリーのQRコードを読み込んでアクセスしてみたら、どうやら「フルバンドサポート付き/オリジナル必須/楽器も弾く」というなかなかスパルタスタイルな模様。こんなん燃えますよ。

よし、今日散々練習した「わんだふる」を…と思うけど、歌詞が追いつく気がしない。
どうしよう、呼ばれる前に一生懸命覚えるか、思い切って歌詞を見るか、それとももっと思い切って日本語でやるか…
自分がいつ呼ばれるかわからないまま、ソワソワしながら待っていたが、どうにも歌詞を見ている人は1人もいない。
ええい、これは思い切ろう。気持ちで伝えよう。と日本語歌詞で通すことを決める。

景気付け


コードはループ(本当はBメロが違うが、この日だけ全ループで行くことにする)で、リズムパターンも一定なので、行けるはず!!
全体リストが見れないので、呼ばれるのか呼ばれないのか…そもそもちゃんとエントリー出来てる?俺名前聞き逃してキャンセルになってない?
とか色々と不安になっていましたが、ついに、呼ばれた!!
どうやら、次の人の名前も読んで、舞台袖にスタンバイするスタイルのよう。
色々と考えられている。
ちなみに舞台袖には「待ってる間の心構え」みたいな張り紙があって、「コード確認、とりあえずチューニング、ふか〜く呼吸!そして、何よりチューニング!」みたいなホスピタリティ。

「バッテリー大丈夫?チューニングは?カポ使うならカポつけてチューニングね!ホストバンドにコード符送った?チューニングは大丈夫?じゃあ、深呼吸!で、マジで、チューニングね!!」

PA担当の様なスタッフの人が、コードを共有したか?の確認の声かけをしてくれるので、「申し訳ないながらスコアの用意はできてない。でも、ずっと4コードのループだから問題ないはず!」と伝えると「そりゃいいね!構成が覚えやすいほどバンドは嬉しいよ!」とのこと。
さっきフロア内で話した時、少し怖い人かと思っていたが、めちゃくちゃ優しい人だった。
「エントリーサイトにも書いてあったけど、このステージは録画されてるの?」と聞いたら「普段はそうなんだけど、今日確実に動いてるかはわからないなぁ…携帯電話渡してくれたら撮影しようか?」とのことなので、撮影用iPhoneを渡してお願いすることに。

前の女性シンガーが終わり、呼ばれてステージへ。
やはりプレッシャーのかかるステージの経験が多いからか、ハートがぶっ壊れているのか、あまり緊張はなく、リラックスして壇上へ…
実際の演奏の様子が、こちら。

めっちゃ盛り上がりました!楽しかったー!!
バンドの人にも「音源ないの?ならうちらのバンドとレコーディングしようよ!」
みたいな話もしてもらい(どうやらそういうサービスをしてるっぽい)、
旅行できていて、明後日ナッシュビルを離れることを伝えると
「またナッシュビル来てよ!その時は連絡ちょうだい!」
と言ってもらえる。ありがたい!!
見てくれてた人にも「めっちゃ良かったよ!すっごくいい曲!」みたいに言ってもらいいい気分。インスタの友達も10人ぐらい増えました。

「めっちゃ良かったからドリチケあげるよ!」みたいに言ってもらい、地ビールみたいなののマンゴー味飲みました。

俺の後に4~5人歌った後で、セッションは終了のようで皆帰り支度に。時間は22時半ごろ?
その時間からバスで帰るのは少し怖いため、帰りもUberで。今日は散財してるけど、いい演奏ができたからよしとする!!

Uberで宿まで帰った後、こういうのは早い方がいい気がして、動画を急ぎ編集し、同じイベントの参加者やこの度で会った人たちにアピールするために英語字幕もつける。
日本と連絡を繋いで、頼れるSNSアドバイザーであるラッパーのOsagariくんにも協力してもらい、1分前後のティザー動画も作成。
結局3時過ぎぐらいまでかかったけど、なんとかその日のうちに動画をアップロード。
翌日何もできないの覚悟で、眠りにつきました。


【訪れたスポット】
・楽器屋A"East Side Music Supply"

・楽器屋B"Corner Music"

https://cornermusic.com/cart

・FedEx Office Print & Ship Center
PDFデータを指定のメールアドレスに送ると、¢20/枚で印刷してくれる。

・Tennesse Brew Works

・The Vinyl Lounge


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