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開講判定、合格

早稲田で講座を持っているのだが

開講するかどうかは

実は2週間ほど前までわからない。


講座があることは数ヶ月前に早稲田から社会へ告知されて

シラバスなどで内容も明示するんだけど

それだけじゃ開講はできない。


実は開講判定というものがある。


あたりまえのことなんだけど

生徒が集まらないと開講できないので

基準人数という設定をクリアしないと開講とはならないのだ。


塾などの先生の場合は、人気・実力などが

生徒数にもろに反映されるのだろう。


それには遠く及ばないが

こちらもお金をいただいて行うクラスなので

受講者が基準を下回るとなると

開講しないというシステムになっている。


こればっかりは

こちらではいかんともし難いので

無名の講師・村松としては

「今回は開講するのかな〜しないのかな〜」

という、ふわふわした気分で半年過ごすことになる。


そもそも

「テレビ番組の構成」という、

少し特殊なスキルをお伝えするので

とてもマイナーなノウハウではある。


構成って

なんのこっちゃ、ようわからん

という声も聞こえてきそうである。


そこへ来て、講師も無名の村松なので

かなり不利な戦いとも言える。


早稲田からは「できれば宣伝をしてほしい」と言われる。


そりゃそうなのだが

こちらは無名の放送作家で裏方だし、

発信力もないので毎回、ほぼ何もできないという状況だったりする。


なにかSNSとかやってますか?と言われたが

講座を始めた当時は放置したままの当時のツイッターくらいで

宣伝手段がなにもない。


早稲田の事務局のみなさん、ごめんなさいと

心の中で土下座するしかなかった。


と、言っていても仕方がないので

一人でも多くの方に講座の存在を知っていただき、

興味を持っていただくために

宣伝とは呼べない程度だけど

自分でできる少しだけの告知をする。


中にはnoteを見て講座に来た

という方もいらしたので、

無意味というわけではなさそうだ。


で、note以外に媒体もないわけなんだけど

そんじゃあ一体どんな方が受講してくれているのか?


これまで聞いた話によると・・・


以前、講座にきてくださったみなさんの中で

もう一度受けてもよいかな、というありがたい酔狂な方が

受講してくださる。

みなさん、予想を超えて構成が上手くなるので

村松は彼らのことを「構成講座の黒帯」と呼んでいる。


そして「なんか面白そうな講座ないかな〜」と

シラバスを見ていてたまたまこの講座に目をつけてくださった新規のみなさま。


さらには、「あの講座はなんかへんなことやるらしい」と

知り合いの受講者から噂を聞いたという方々も。


そんな感じでみなさまの優しさと好奇心に支えられて

この講座も早5年。


途中、コロナ禍もあったけれど

実は開講判定の基準人数を割ったことは一度もなく

これまで毎回開講できている。


これは奇跡的なことで

まさにやってみなけりゃわからない

ということを身をもって体験している。


講座を立ち上げる企画段階で

早稲田の担当者と打ち合わせする中で、

自分はこういうの面白いと思うんだけど、

果たして生徒さんは来るのだろうか?


そんな心配は、どうやら無駄だったらしい。

そして今回も、そういうことなのだ。


ということで、

開講が正式に決まる先週時点で思いついた今回の「しかけ」を

もっと具体的に考える時が来た。


今回も

初めてのみなさんと

そして黒帯のみなさんと

できれば一人でも多くの人に

「構成考えるのっておもしろいじゃん」と

思ってもらえると嬉しい。


最後までお読み頂きありがとうございます。

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