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テレビ番組収録の舞台裏 〜影ナレ体験
今回の収録で影ナレをやった。
影ナレというのは
本番のOAには乗らないもので
ナレーターが読み上げる前段階の
仮のナレーションを読む係、というイメージ。
自分で書いた台本を、収録現場で読み上げるという
貴重な体験だった。
なんでこんなことになったのかというと。
今回の番組は
出演者が会話調でやりとりをするんだけど、
そのうちの一人が全く喋らない
という設定だった。
なのでその人は
他の人のセリフに対して
心の声=モノローグで対応していく
という構成になっている。
他の人は普通に喋っているんだけど
「一人だけ心の声」なので
これにより
一人だけ心の声、ダダ漏れ
というわけ。
収録時にはまだこのモノローグを録音していないので
台本のセリフの一部が欠けている状態になっている。
すると進行上、出演者全員がやりにくくなってしまう。
そこを防ぐべく
作家が自ら台詞を読む
という流れになってしまった。
インカムをつけて
カメラさんの横で
目の前の出演者の動きを見ながら
読み上げていく。
出演者とのやりとりに
自分の声が絡み、収録が進んでいくという不思議な体験だった。
さて、どんな仕上がりになったのか。
OAが楽しみだ。
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