アイディア農場プロジェクト:契約審査(2019/11/4更新、191014開始)

「このページは通読用のものではありません。
ここにあるのは、思考の断片、アイディアの種です。
毎日ひとつを取り上げて読み、それに対して考えを巡らせてください。
そこから、新しいアイディアが芽を吹き、成長することを期待します。」(野口悠紀雄さん)

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■契約審査

*法務もビジネスサイドも契約書そのもので会話をしがちだが、契約書とは別のものを使って会話をした方がスムーズな場合もある。

「3.スキーム自体が複雑で整理が必要な際の担当者とのやりとりの注意点

<案件の骨組みをword1ページ程度で整理し共有する>」

ただ、ビジネスサイドが契約書そのものを求めてくる場合も多く、それを跳ね返すのが難しい場合もある。どう捌くかを考える。

kataxさんの教えVol.4 「契約書作成以前の、案件コントロールの心得」
http://blog.livedoor.jp/fristunderstand/archives/53176745.html

■「ビジネスモデル・戦略ストーリーの理解」と「契約審査」

・「ビジネスモデル・戦略ストーリーの理解」と「契約審査」を結びつけるフレームワーク、ツールが少ない・流通していない・一般化していないことが課題か。各法務パーソンの頭の中には、フレームワーク・ツールがあるはず。法務同士のオープンイノベーションで作り、アップデートしたい。

・以下の記事が面白い内容。特に、「契約審査の際に「ビジネスモデル」を考えることの意味」に関する箇所が面白い。 

企業法務パーソンのちくわさん「【法務】BUSINESS LAW JOURNAL 2019年11月号 感想」
https://chikuwa-houmu.hatenablog.com/entry/2019/10/12/140309

・ビジネスモデルを考え・理解する意味と法務の仕事への活かし方について、はっきり書かれた本や記事もなさそうだ。


①何のために、②どんな「情報」を集めるのか? 

①の1つに、「契約審査」がある。

①何のために、②どんな「情報」を集めるのか?

①の1つに、「契約審査」がある。
②の1つに、「ビジネスモデル」がある。②は、他にもあるはず。

法務の仕事において、①も他にもあるが、①を契約関係の目的に絞るのであれば、同じ思考・作業プロセスに乗せられると思う。

以下の点も聞くようにする。

1 ビジネスモデル
・ステークホルダー(「登場人物」は誰ですか?」と聞くことが多いか)
・提供価値 抽象的なものではなく、具体的な価値を聞く。
・お金関係(額、お金の流れ等)

2 戦略ストーリー
・目的
・事業戦略ストーリー上、譲れない要素(「動かせない事項」、MUST)



■その他

契約書の審査ツールは、デフォルトルールを補助線として入れると、汎用性も高まり、見通しも良くなる。自社基準がどうなっているのかの参照点にもなって良さそうだ。

以下の「契約書を作成・レビューする際の、主な条項に関する現行民法・改正民法のデフォルトルールと修正案の表」は汎用的。また、情報の共有の仕方の参考にしたい。

「若手弁
@wakateben
契約書を作成・レビューする際の、主な条項に関する現行民法・改正民法のデフォルトルールと修正案の表です(売買を念頭)。まだまだブラッシュアップが必要ですが、何かの参考になれば。」

  https://twitter.com/wakateben/status/1187274713166270466


以上


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