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7/17 家の前で夏祭り

前日の深夜、オオタさんとお宮が遊びに来た。オオタさんは誕生日になった瞬間だったが、帰って行った。お宮はそのまま泊まって朝の5時ぐらいまでポーカーや大富豪をやってた。

オオタさんお誕生日おめでとうございます

今日は夏祭りのお手伝い。事前に住吉神社の宮司さんに「夏祭り手伝って欲しい、10人ぐらい集めて欲しい」と言われていたので、細かい仕事は分からないままにとりあえず僕の友達の中で来てくれそうな人に声をかけていた。

いしかわくん、まつりちゃん、すーちゃん、シマツー、まっすー、おっけん、わかちゃん、みなみちゃん、オオタさん、それと僕。千鳥温泉前に朝10時に集合し、そこそこな大所帯でモトタバコヤへ向かった。

モトタバコヤに着くと祭のはっぴがいっぱい置いてあった、思ったより生地が分厚くけっこう暑かった。今日の僕らの仕事はこどもみこしの休憩所の運営だそうで、第一の休憩所であるモトタバコヤの前に椅子や飲み物、チューペット等を用意して子供たちが現れるのを待つ。

太鼓の音が近づいては遠ざかり近づいては遠ざかり、色んな路地を通るためにグネグネとみこしが進み、何度もフェイントをかけられた後にみこしは到着した。

子供たちはみんな喋った感じ小学4〜6年生ぐらいだだったが、"子供たち"とくくるにはあまりに落ち着いていて、個性がしっかりとある子たちだった。

大池音楽祭の時に子供たちと一緒に準備をしている時も思ったが、彼らにはこっちの姿勢が伝わりやすいように思う。同じ目線で話すと友達のように接してくれるし、大人として接すると大人として認識される。僕が子供と関わる時は基本的に「近所のお兄さん(おっさん)」なので友達として接するのだが、彼らが言葉や行動がストレートな分仲良くなりやすくて楽しい。

シマツーは子供たちの前で8.6秒バズーカ全力でやってドン引きされてた。

こどもみこしの時間が終わると僕らの仕事はお役ごめんになった。ファンファンという喫茶店にみんなでご飯に行き、一旦解散した。

ファンファンでお昼ご飯

夕方からは神社で出店がたくさん出る夏祭りがあり、せっかくなので僕らも遊びに行くことにした。うちでスマブラしたり大富豪したり、千鳥温泉でゆったり過ごしたり。朝からいたみんなも帰ったり帰らなかったりしてて、ふわふわと過ごす昼下がりは小さい頃の夏休みを思い出して優しい気持ちになった。あの頃と違うのは、形にビールがあることぐらい。

17時ごろになると出店が出始め、神社で太鼓が鳴り始めた。まっすー、おっけん、まつりちゃんと4人で神社へと向かう。普段ほとんど人が通らないこの場所に、どこから湧いてきたのだろうというぐらいの人がいた。射的、わなげ、やきとり、たまごせんべえ。だいぶ酔った。

夏祭りに来るのはコロナ以降は初めて、多分2〜3年ぶりだろうか。そして、僕の地元はヤンキーまみれで夏祭りに行けなかった(ボコられるカツアゲされる)ので、家の近くの祭に行くというのはそもそも人生で初めて。知ってる人も知らない人も大人も子供も、それぞれわくわく度合いは違えど「祭やから」で集まり思い思いに楽しむ光景というのは本当に幸せな気持ちになった。

祭から帰ると、多幸感と酔いと眠気が一気に押し寄せてすぐに寝た。2〜3時間経つと慌てて起きて寝ぼけながら風呂掃除に行き、朝も一緒にいたわかちゃんとおっけんとともに風呂掃除。いい友達といい感じに過ごすいい人生。幼い頃ヤンキーに虐げられ死にたくなっても死ななかった甲斐があったなとしみじみ思う。


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