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大学生の企画,イベントの作り方マニュアル(仮)

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大学生の企画,イベントの作り方マニュアル(仮) ④実施・終了後、エピローグ

 当日に関しては頑張って頂きたい。もし集客や売り上げの雲行きが怪しければ売り方や広報に問題がある場合がある。 購入や参加の経時変化を見たり、場所による変化など、要因を分析してみてほしい。行動経済学にヒントがあるかもしれない。 今回はその後の反省、引継ぎに関して詳しく述べていきたい。 ①反省 ここで初めの「立案段階」を思い出してほしい。ここで何をしたかというと、企画の目標、目的を立てたはずである。具体的にこの二つが定まっていれば、企画を振り返った時にどの程度成功(失敗)した

大学生の企画,イベントの作り方マニュアル(仮) ③-準備2 ~やりとり編~

①オトナとのやり取り 場合によっては社会人と手を組んでやる場合もあると思う。これは上手くいけば企画の規模が大きくなるがリスクも大きい。どうすればトラブルが起こりにくいのか。ここで一つ具体的なアドバイスだが、社会人や法人、大学とコミュケーションを取る場合や何か依頼をする場合「必ず書面で行う」事をオススメしておく。そして認識にズレが無いかよく確認する。  依頼を書面で行う事は当然だが、普段から打ち合わせなどは議事録にとっておき、資料として保管しておく。こうしておかないと後々齟齬が

大学生の企画,イベントの作り方マニュアル(仮) ③-準備1 ~情報共有と広報~

 次に準備段階について。最も重要な場所だが、これを全て一般化するのは難しいので、自分が感じた重要な点に絞って述べていく。 ①グループとしての進め方 進めるべき仕事によっては個人プレーで済む場合があるが、今回はリーダー的立ち位置である人やチームで同じ役割を担う人を対象に書く。 グループで仕事を進めていくにおいて、やはり「情報共有」は重要である。こんな事は分かり切った事だが、実際の手段を持ち合わせている人は少ないと思う。  手段の一つとして提案したいのがチームコミュニケーショ

大学生の企画,イベントの作り方マニュアル(仮) ②立案段階

プロローグはこちら 正直、ここで半分決まる。いわば「土台」の部分なので、0→1の場合は特に重視してほしい。 目次 ①目的の選定 ②ニーズ・環境調査 ③チーム内のイメージ統一 ④スケジュール ①目的の選定 企画をやる、という時は何かしら「こんなことがやりたい」「~系のイベントがやりたい」等の動機や状況があるという事だと思う。そうした時に、一度立ち戻って考えて欲しいのが「目的は何なのか」という点である。なぜ今、自分達がやるのか。    まず、「~という文化の認知を拡げる」「

大学生の企画,イベントの作り方マニュアル(仮) ①プロローグ・前提

・プロローグなんで今になってこんな事をまとめようと思ったのか。 それには以下のような理由がある。 ①自分の為  僕は今までの大学生活において、少なくとも普通の人よりは多くの企画運営に携わってきた。外人を対象にした企画、学生主催の街バルイベント、写真のような大きなイベントの開催に携わせて頂いたりもした。その分大小さまざまな失敗も経験した。社会人にキレられたり、企画が頓挫しかけて何十人もの関係者に謝罪しまくったり、打つ手が本当に無くなって思考が完全に停止した時もあった。企画運営