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JAPAN終わって、俺の気持ちを誰の目も気にせず書く。


負けたー。BAN FOOT負けたー。
めちゃくちゃ指導者的には自信があった。想像を超える成長を短期間でしてくれたし、それはスキル的な部分もそうだけど、メンタル的な部分でも成長してくれていた。

だからこそ自信があった。
NOVICEの他のチームのスキルの高さは知っていたけど、それでもパフォーマンスとして負ける気はしていなかった。

悔しい。死ぬ程悔しい。
自分の指導方法がどうだったのか、既に何百回と頭の中で自問自答している。

ステージでベストを尽くす為の指導方法。
俺はまだまだ未熟だ。

これでもかというくらい頭の中はBAN FOOTに限らず、教え子の事を考え続けてきた。
でも、ダメだったのだ。俺の考えは甘かったのだ。

認めます。悔しいけど認めます。
あーーーーくっそーーーめちゃくちゃ悔しいけど、認めます。

去年もそう。悔しいJAPANを過ごした。

もちろん教え子の成長は素晴らしいし、めちゃくちゃ良い経験ができたと心から思っている。

でも、俺は日本一という半端ない喜びも味わってもらいたかった。

そこへ導いてあげたかった。


JAPANの次の日。
俺は川崎に残っていた。

そしてその次の日、つまり月曜日。
DDFAMの通常レッスンの前に早く来たBAN FOOTのメンバーの1人が、縄を回して!ってアシスタントに頼んでフリーロープを跳んでいた。

すると、俺が教えたことのない技をロープの中でトライしていた。

え?どうしたの?

って聞いたらJAPANの次の日にすぐにフリーロープの練習をして、技を増やしたいらしい。

そしたら、ロープを出て俺の前に立った。

もう負けたくないって俺に言ってきた。
だから新しい技を増やすって。

その子はレッスン場所に早く来て、到着するや否やものの1〜2分でロープを跳んでた。

未練だらだらの俺よりたくましい。

そう。次や。
俺も気がついたら今パソコン開いて、曲をいじってる。

最高のデモ曲を作るよ。

俺はいつも教え子に教えてもらってる。
悔しい。上手くなりたい。強くなりたい。嬉しい。悲しい。全ての汚れのない感情を教えてくれる。


ありがとう。
眠れないくらい、頭を悩ましてくれる
そんな熱くなれるFamilyが居ることに感謝。


指導者は面白い。



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