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#6[KO-SUKE流]ダブルダッチオンラインレッスン withコロナ (前編)

コロナショックにより、オフラインで今までのようなダブルダッチレッスンが急にできなくなりました。

もちろん僕が運営しているDDFAMもオンラインレッスンに切り替えて、気がつけば約1ヶ月半が経ちます。


最低3人いないとできないダブルダッチ。
正直、オンラインレッスンには不向きなスポーツ。


最初はダブルダッチのオンラインレッスンをせずに、ダンスや基礎トレーニングだけに絞ろうかと考えました。


しかし最悪の場合、コロナウィルスとの闘いが1〜2年になり、この期間今まで通りのダブルダッチができなくなります。

『オンラインでダブルダッチは無理!』とすぐに判断するのではなく、
どうすれば、より良いダブルダッチのオンラインレッスンができるのか?


今後また予測不可能な状況になった時のためにも、ちゃんと考えて、あらゆる可能性を実行しなければ!と。


そして今回KO-SUKEがこの状況に直面して、
どのように考えて、どのように行動し、どんなレッスンをしたのか。

将来の自分の為の記録としても残しておくと共に、
全国のダブルダッチ指導者、将来のダブルダッチ指導者にとっての参考資料となれば幸いです。

DDFAMはオンラインレッスンを4月と5月でやり方を変えました。

4月にやってみて、良かった点や改善点を踏まえて5月にNewオンラインレッスンを始めました。

ですので、前編後編に分けてお話ししたいと思います!


[目次]
(前編)
▶︎①オンラインレッスンを始めた理由
▶︎②[なにで]オンラインレッスンをやるか?
▶︎③オンラインレッスンをやってみて分かったこと
(後編)
▶︎④オンラインならではの問題をどうするか?
▶︎⑤オンラインレッスンはその前の説明が大事
▶︎⑥新しいオンラインレッスンのスタート
▶︎⑦感想と課題



①オンラインレッスンを始めた理由

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オンラインレッスンを始めた理由は以下の通り。

1. コロナショックでオフラインのレッスンができなくなったから

やはり、これは一つの理由です。
コロナを理由に始めるのはいかがなものか?と言う意見もあると思います。

しかし、これをきっかけに新たな可能性を実践的に見つけていきたい!という想いもありました。

2. FAM生の顔が見たかった

はい、素直に生徒の顔が見たかったですw
こんな事を理由にして良いか分かりませんが、大好きなFAM生に画面越しでも会いたかったです。

3. FAM生のコロナショックによるストレスを発散させたかったから

コロナの影響で、学校にも行けない、お友達にも会えない、外で思いっきり遊べない、などなど。

生徒のコロナショックによるストレスを、先生や生徒同士で顔を合わせたり、会話する事で、少しでも解消してあげたい!という思いがありました。
生徒にとって、レッスンが楽しみな時間!にしてあげたいなと思いました。

4. スクール理念を果たすのに、状況の変化は関係ないから

僕のスクールDDFAMは、ダブルダッチやダンスを"ツール"として『生きる力を育てる』ことが役割であり、1番大切にしていること。

状況が変化して、急に何もしなくなる。これは違うと思いました。

環境や状況が変化する中、自分の頭で考えてどう行動するのか?
これはいつも生徒に教えていることであり、まさしく今自分がそれを実行して、背中で伝える時だと感じました。



②[なにで]オンラインレッスンをやるか?

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なにを使ってオンラインレッスンをするのか?
これもまた悩みましたw

それぞれメリット・デメリットがある中、いろいろ試して僕自身の指導法やダブルダッチ・ダンス の相性などを加味して考えました。

結果として4月のオンラインレッスンで使わせていただいたのは、

・Zoom
・LINE

まずはリアルタイムで生徒と会話しながら、顔を見ながらレッスンがしたかった。
また僕のレッスン指導方法が、生徒とのコミュニケーションを取りながらやっていくスタイルなので、
Zoomを選択しました。

LINEは、Zoom内でコミュニケーションが取りきれなかった際に、レッスン前や後にコミュニケーションを取るツールとして選択しました。



③オンラインレッスンをやってみて分かったこと

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よし、オンラインレッスンをやろう!ということで、4月にDDFAMとして初めてオンラインレッスンをスタートしました。

いざやってみると、『おーこれは良い!』って思う部分と『ここ難しいなー。。』って思う部分が見えてきました。

1. 先生、生徒同士の会話が楽しい

これは当たり前というか言わずもがなですねw
でも、『家族以外の人と久しぶりに喋った!』とテンション上がってる子もいました。

それぞれのお家の過ごし方や、工夫した自主練方法などを共有するなど、

コロナの状況下では、かなり有意義な時間になったなと感じています。

2. 仲間も頑張ってるから自分も頑張る

もちろんオンラインレッスンを受けなくてもこのモチベーションを保つことはできますが、

毎週同じ状況で頑張っている仲間の顔が見れるだけで、よりこのモチベーションは効果的になったと感じました。

3. ターニング練習が難しい

縄練がリアルタイムではほぼ無可能。
ロープ以外の代用品でやろうかとも検討しましたが、やはりロープの感触で練習したいという思いがありその方法はやめました。

部屋の中でどこかくくりつけて、回すのでもいいですが、生徒全員がその広さを確保するのは難しい。またロープをそれ用に短くするのも、、なかなかねw

という事で、僕にとってここが1番難しかったですね。
もはや、ターニング練習は無しにしようか?と考えました。

しかし、この当時はいつ終わるかわからない状況だったので、何か良い案がないかと必死に考えました。

4. マンション・アパート住みの子の近隣問題 

ダブルダッチはジャンプするスポーツですので、どうしても床をどすどすしてしまう事があります。

度が過ぎると下の階の方のご迷惑になってしまうので、この辺りの問題も難しかったですね。

お昼にやれば良い!っていう方がいるかもしれませんが、小学生で自分の携帯やタブレットを持っていない子は親御さんのお仕事が終わってからしかレッスンが参加できません。

なので、どうしても夕方以降のレッスンになってしまうのです。

5. 模範で動きながらだと、生徒を見にくい

例えば、ダンスのフリを画面から離れて、動きながらお手本を見せている最中に生徒の"動き"や"表情"が見にくいと言う事です。

普段、生徒のリアクションを大切にしながらレッスンをしていたので、これまた大変でした。

どうしたらしっかり生徒の"動き"や"表情"を見ながらレッスンができるか?これもまた悩みました。

6. オンラインレッスンへの抵抗

やはり、親御さんにとっても、子どもたちにとっても急なオンラインへのシフトチェンジに戸惑いと抵抗がありました。

オンラインだとテンションが上がらないっていう生徒もいましたし、親御さんにとってもオンラインの抵抗を感じられる方がもちろんいらっしゃいました。



ざっくりと上記の6つがオンラインレッスンを実施して分かったことです。
他にも細かな良かった点と難しい点はありましたが、ざっくりとしたのはこの6つです。

僕自身も初めての挑戦だったこともあり、色々と苦戦しました。

しかし、久しぶりに生徒の顔を見た時に、何とも言えないくらい嬉しい気持ちでいっぱいになりました。本当に幸せでした。

そして、もっとレッスン方法や内容をより良いモノにしようという想いが強くなりました。


4月に始めたオンラインレッスン。
色々学ぶ事ができました。

5月からの新しいオンラインレッスンでは、4月に学んだ事をもとに、改善し、挑戦。

そのお話は後編に書かせて頂きます🙇🏽‍♂️

ぜひ、後編も読みに来て下さい‼️






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