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AI作曲、演奏、ボーカルサービスの先

AI作曲・演奏・ボーカルサービスは、音楽制作の世界に革命をもたらしています。DTMなどの従来の音楽制作手法に慣れ親しんだミュージシャンでさえ、その進化のスピードと可能性に驚嘆しています。

現在の作曲サービスでは、英語120文字以内のシンプルな指示(プロンプト)で楽曲を生成できます。例えば、「明るい雰囲気のポップソング」「ジャズ風のピアノ曲」といった指示を入力するだけで、AIがあっという間にオリジナルの楽曲を作成してくれます。

しかし、これはまだ始まりに過ぎません。今後は、より詳細なパラメータ設定が可能になるでしょう。テンポ、キー、コード進行、楽器の種類、音色などを細かく指定することで、自分のイメージにぴったりの楽曲を生成できるようになるはずです。さらに、プロンプトの視覚化や提案機能も期待されます。例えば、いくつかのキーワードを選択したり、参考となる楽曲を指定したりすることで、AIが適切なプロンプトを提案してくれるかもしれません。

音楽ストリーミングサービスとの連携も、今後の発展が楽しみな分野です。自分のプレイリストからお気に入りの楽曲をエクスポートし、その雰囲気や曲調を参考に新しい楽曲を生成できるようになるかもしれません。

AI作曲は、音楽制作の敷居を大幅に下げ、誰もが気軽に音楽を楽しめる時代を切り開いています。例えば仙台等で行われているストリート系音フェスに参加したいサラリーマンバンドの原曲製作や、YouTuberやインフルエンサーが動画のBGMを自作したり、企業がオリジナルのサウンドロゴを作成したりするなど、その活用シーンは無限に広がっています。さらに、AIが歌詞を生成する機能も登場しており、音楽制作の新たな可能性を提示しています。

もちろん、AIが人間のミュージシャンに取って代わることはありません。AIはあくまでツールであり、人間の創造性と感性をサポートする存在です。しかし、AIの進化は、新たな才能の発掘やコラボレーションの促進など、音楽業界に大きな影響を与えることは間違いありません。AIと人間の共存によって、音楽の世界はさらに豊かになるでしょう。



で、作ってみた。

Suno.aiを使い青森をテーマにしたほろ苦い恋愛の歌。プロンプトはボサノヴァ、ガットギター、エレピ、哀愁、女性ヴォーカル以上。作詞は自らの青森の記憶から、恋愛のストーリーに昇華させてから歌詞に収まるようAIに整えてもらった。作詞家に変体する事がとても重要(笑)


おわり