自転車通勤(通学)のハードル⑤ モチベーションの維持

自転車通勤を始めた直後はモチベーションで高いですし、もしかしたら少しずつ体重が減っていくなど目に見える変化も出てくるなど毎日自転車に乗るのが楽しくてたまらないはずです。しかし徐々にモチベーションが低くなっている可能性があります。

モチベーションが高く保てなくなってくる理由は人によってさまざまじゃないかと思います。遅くまで残業が続く繁忙期などは体力が続かず自転車に乗りたくない、夏は汗でびしょびしょになって着替えが面倒、冬は朝晩寒くて自転車に乗りたくない、梅雨の時期は雨が続いて自転車に乗りたくない、交通量の多い道路を走行中事故にあいそうになってから怖くなってしまった、注意はしていたけど自転車にいたずらされて心が折れてしまった等など、さまざまです。

かくいう私も何度か心が折れかけたことがあります。以前紹介しましたが明らかに故意にナイフなどでタイヤを切られたとき、毎月一度くらいの頻度でパンクが頻出したとき(のちに自分が悪いと判明しましたが)など主に自転車に関連したトラブルが原因でした。体がつらいとかは正直電車で通勤したって満員電車で通勤するのも疲れますし、満員電車に乗らないことで回避できるストレスもあるので、自転車通勤も電車通勤もどっちもどっちと割り切っています。

モチベーションが落ちてきたなと思ったら、モチベーションを落とした原因を取り除くか、モチベーションをあげることをする必要があります。
体がつらいなっていうのが理由だったら電車通勤と自転車通勤を定期的に使い分けることをお勧めします。モチベーションを落とした原因が仕事関連の場合なかなかその原因を取り除くのは難しいのでモチベーションをあげる何を考えてみましょう。

通勤だとどうしても毎日通る道が固定されてしまうので、景色の代わり映えもなくマンネリ化してしまいがちです。そこで道を少し変えていつもと違う街並みを見るとか、ちょっと遠回りだけどネットで人気のお店によっておいしいものを食べに行くとか、変化をつけてみるのがお勧めです。
私の場合、職場は都内の中心部、家は都内の北の方なので遠回りにはなるけど西は新宿や池袋、東は東京駅や上野ぐらいまでの山手線内の範囲をカバーできるので、気分転換にはちょっとしたスイーツを買って帰ったりすることが多いです。

いろんなことを試してみたけど、なかなかモティベーションが上がらない・戻らないというときは一度自転車通勤をやめてみるのもいいと思います。あくまで通勤の一つの手段として自分がやりたいと思ってやっていることなので、やめることも自分が自由に決めていいと思います。一度やりだしたからずっと続けないといけないというわけではありません。自転車通勤のためにせっかく高いお金を払って自転車を買ったのにという人もいるかもしれませんが、もう乗らないなと思ったら売ってしまえばいいと思います。もちろん購入金額よりは安くなりますが、人気のある自転車なら結構高く売れます。私もクロスバイクを乗り換えるとき、もともと乗っていた自転車をメルカリで売ったので、新しい自転車の購入金額の6割くらいは取り戻すことができました。

自転車通勤を始めるのも、一時中止するのも、辞めるのもあまり悩まず、気の向くままに決定するという気楽に考えるのが一番よいかもしれませんね。自転車通勤しなくてはいけないと義務のように感じる必要は全くないと思います。

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