クロスバイク初心者の疑問 #1どの程度雨が降ったら自転車に乗るのをあきらめるか

クロスバイクを乗るときに避けたいのが雨などの悪天候です。ライド中に雨が降ってきた場合は我慢して目的地まで何とか走るのがほとんどですが、出かけるときにすでに雨が降っている・あるいは天気予報の降水確率が高いときに乗るべきか、やめるべきか悩むと思います。唯一絶対の正解はないと思いますが、私の判断基準を紹介しますので皆さんの参考になれば幸いです。

私の場合基本的に雨の中のライドは避けるというのが大前提になります。なぜなら雨の日のライドは楽しくないからです!
路面がすべりやすくなる、視界が悪いなどの安全面が心配というのが大きな理由です。レインウェアなどの準備が面倒だったり、ウェアを準備しても濡れるものは濡れるので不快感は避けられないし、自転車が濡れて錆や不具合の原因になりかねないなども理由としてはありますね。
雨が降っているときは自転車に乗らないと決めているので、自転車用にレインウェアは持っていません。どうしてもライド中に雨が降ってきてしまったときは服などが濡れるのは仕方ないとしてスマホや財布など濡れてはまずいものをしまえるような防水のケースやジップロックを会社においてあって、今は降ってないけど家につくまでに降り始めるかもしれないというときに使います。

雨のなかで自転車に乗ることを基本的には避けたいので、天気予報を見て朝晩の通勤時間帯に雨がふりそうな場合は、その日は電車通勤に切り替えています。通勤時間帯は降らないけど、日中ちょっとぱらつくかもなという予報であれば自転車で行くこともあります。日中自転車が雨ざらしになってしまったときは、すぐに水滴を拭き取ったり洗車や注油のタイミングを少し早めたりの対処をしています。
自転車で通勤したときの仕事帰りに、会社をでたら雨が本降りだったというときは自転車を置いて電車で帰宅するか、ちょっと待てばやみそうならやむまで待つかの二択となります。

もちろん雨に濡れるのは構わない、レインウェアをバッチリ準備しているし、雨でも制動力が落ちにくいディスクブレーキだから大丈夫という人もいるでしょう。そういう人は天気によらずライドすると自分の中で決めているでしょうからこの記事を読んでいないと思います(笑)。この記事を読んでくれている人はやはり心のどこかで濡れたくないとか、危険な目にあいたくないとか、自転車へのダメージが気になって雨の日は乗るのをやめようかと悩んでいるんだと思います。

私としては最初にあげた通り雨の日は楽しくないし危険度が高いという理由で雨の日のライドは基本的に避けるようにしています。服や靴がびしょぬれになるのは嫌だという人は私と同じような基準で今日は乗るか、乗らないか判断するのが良いのではないでしょうか?また雨でも乗ろうかと思っている人でブレーキがリムブレーキの人は考えを改めることをお勧めします。もちろん速度を落として走っていればそこまで危険な目にあわないとおもいますが、雨の日はかなり制動力が落ちます。いつもと同じ感覚でブレーキをかけると止まり切れないですし、特に雨の日は通行人も傘をさすなど自転車に気づかずに飛び出してくることも増えるので危険な状況に遭遇する確率も上がります。ブレーキの利かない自転車や自動車にのることほど危険なことはないので、リムブレーキの人は安全面からも雨の日に自転車に乗るのは避けたほうがいいと思います。(なお私は以前はリムブレーキ、今はディスクブレーキの自転車に乗っています。ディスクブレーキの場合は雨の日も制動力は落ちにくいのでそこまで危険性はないかもしれません。)

ちなみにライド中に急に雨が降ってきて自転車が濡れてしまったときの対処をお話しします。
やばい、そろそろ降りそうと感じたら、速度を上げて家に向かうか、夏の夕立など短期間の雨でちょっとまてばやみそうなら屋根など濡れずに済む場所に避難しましょう。残念ながら雨に濡れてしまったら帰宅後自転車についた水滴を拭き取ってあげてください。ボルトの頭などは見落としがちでしかも結構さびやすいで気をつけましょう。チェーンなどの駆動部もウエスなどで水分をとっておいたほうがより安全です。私の場合は水分を拭いた後すぐに注油するのではなく、翌日以降水気が飛んだあと注油するようにしています。洗車することもありますので、自転車が濡れること自体を過度に心配することはないと思います。しっかりと水気をとって適切に注油すれば問題ありません。とくにドライタイプのチェーンオイルを使っている人は雨の後は必ず注油しましょう。

いかがでしたでしょうか?雨に対する許容度が人によって違うので私の基準はあまり当てはまらないという人もいるかもしれませんが、一つの考え方として参考になれば幸いです。

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