他力(ときどき自力も)で楽しむ読書#13

「コミックマーケットカタログ」(有限会社コミケット)
 幻となったコミックマーケット(コミケ)98。いつか再開されることを願いつつ、いまはただ待つのみ。
自分で参加する(コミケには“参加者”しかいないのであえてこの表現を使います)ようになって今年で25年。ちなみに初めての参加は東京ビッグサイトではなく晴海の東京国際見本市会場。
その存在を知ったのはもっと昔で、コミケが我が家に浸透するきっかけとなったのは兄の友人である。コミケが一般的になる前から「コミケに参加すると思しき人々」を見ることができる地域に住んでいたので、そこに目を付けた兄の友人が我が家に泊まりに来ていたからであった。
 終わった後で放置されたカタログと出会ったのが最初である。はじめは図の羅列で訳が分からないしちんぷんかんぷん(そしてセクスィーなイラストにどきまぎしたり)であったが、気まぐれで読ませたくれたサブカル系の薄い本にはまってそのうち買い物を頼んだり、兄が足を洗ってからは自分で手を出してはや四半世紀…
もちろん5月2日から行われる予定だった今回のカタログも購入して、きちんとサークルチェックや隅々まで読んで自分なりに応援。
でも、行きたかったよ。

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