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介護な日々

自宅待機していた職員が無事全員帰還いたしまして、安堵した気持ちで久しぶりに全員集合したところを眺めていると大変だった日々が走馬灯の蘇り、きっと漫画ならそのまま眠るように死んでいたと思います。#椅子に座って微笑みながら寝ており死んだのかどうか分からないまま最終回になるパターン

こんにちは、真っ白に燃え尽きそうだったコッシーです。


さて、1月半ば過ぎに濃厚接触者が確認されてからの約1ヵ月。僕の仕事史上1番とも言えるほど激動な日々を過ごしました。

何の自慢にもなりませんが、この1カ月ほど1日も休むことなく出勤しておりました。逆に言うとそれだけ逼迫した状況だったのだと思います。

激動とは言ってもこの1ヵ月に僕がやってきたことは非常にシンプルで、欠員が出たデイサービスをいかに安全に運営できるかを考え実行する、ただそれだけを行ってきました。

とにかく人手が足りない状況だったため、介護スキルが下の下の僕も久々に利用者の支援にあたりました。#コッシーの手も借りたい状態


これまでも現場にはおりましたが、僕が直接利用者を支援することはほぼ皆無でしたので、今回は本当に久しぶりに約1ヵ月の間、どっぷり介護現場に浸かりました。

入浴介助や排泄介助、食事介助やレクリレーション、送迎や掃除等々…、他のスタッフと一緒に毎日汗を流しました。

慣れていないせいか体力的にはキツイ時もありました。でも辛いとは1ミリも思わず、大変でしたが不思議と苦痛は全く感じずむしろ楽しさすら感じました。


久々の介護現場は普段支援に当たらない僕にとっては本当に新鮮でいろいろな気付きを与えてくれました。

いつも冗談ばかり言って元気なあの方が実は重度な皮膚疾患を抱えていることや、常に寝たきりだと思っていたあの方が排泄時にはリハビリのためにあえてトイレに座ってもらっていること、また普段はあまり笑わず硬い表情のあの方が集団レクの時にはにかんだ笑顔をみせてくれること・・・

僕の知らなかった利用者の一面を垣間見ることができました。

気付いたのは利用者のことだけではありません。

実際に支援にあたることで普段スタッフがどんな思いで利用者と向き合っているのかを少しだけですが理解することができました。さらに現場に入ってみないと分からない改善点なども確認することができました。


この1カ月間は本当に大変で心身ともにかなり疲弊しました。もう1回やれと言われたら絶対に嫌ですが、それでも今回の経験は僕にとって、とても貴重で意味のあるモノだったように思えます。

今後、介護事業を続けていく中で今回の経験は絶対に生きてくるはずで、利用者にとっても職員にとっても今まで以上に良い会社になるのではないかと確信しています。


ひとまず濃厚接触者の波は収まりましたが、世間はまだオミクロン株が収束していません。今後も決して油断はできませんし何かあった時に迅速に対応する準備と覚悟は必要ですが、とりあえず危機的状況は脱することができましたので通常運営に戻ります。

というわけでコッシーnote復活いたします。今日から通常営業させていただきます。

復活を待ちわびていたコッシーチルドレンもすっかり僕の存在を忘れていた方も、そもそも興味すらなかった方も、また仲良くしていただけたら幸いです。


では、今後ともよろしくお願いいたします!!

コッシー

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