見出し画像

自分ならどうしていたかな

ワクチンの接種日が6月半ばに決まり、やっと打てる安堵と注射に対する恐怖が入り混じり複雑な気持ちでいます。#注射怖い

こんにちは、コッシーです。


さて、ノー友のふるやのもりさんがこのような記事を書かれていました。

温厚で優しいと有名なふるやのもりさんが、知的でインテリジェンス溢れるあのふるやのもりさんが激高するほど怒っていらっしゃいました。

これはただ事ではないと記事を拝見させていただくと、なるほどふるやのもりさんがお怒りになるのも無理がないと思いました。


話を要約するとこうです。

息子さんからの虐待を避けるために約2年前からふるやのもりさんの勤務する特別養護老人ホーム(特養)に措置入所されているDさん。

行政としては虐待が解消されている現状、措置ではなく契約の入所にし、これまで通り落ち着いた生活をしてもらいたいとの希望を持っている。

ただDさんの介護度は『要介護1』であり、特養の基本的な入所基準でもある『要介護3』に該当しません。

その事も踏まえ、ふるやのもりさんとしては特養への入所ありきで話を進めるのではなくDさんにとって何が最適かを考えて話を進めるべきだと行政に訴えます。

しかし行政としては言い方は悪いですが、生活が慣れている今の施設に強引にねじ込みたいきらいがあり、介護度の区分変更や特例入所などの手続きをとってまでも自分たちの都合を押し通そうとします。

当たり前ですが行政の都合なんてDさんにとって何ら関係ありません。そしてここで納得するふるやのもりさんではありません。

『本人のために特養入所を継続』というなら、その根拠を示してもらうよう行政に促します。#さすがnote福祉四天王最強の漢

それを受けて行政が取った行動は信じられないモノでした。

なんと行政は担当相談員であるふるやのもりさんを飛び越えて施設長と行政の課長とで話をまとめようとしたのです。

これには仏のふるやのもりさんも堪忍袋の緒が切れました。

画像1

行政担当者に最強の漢が吠えます!

「うちに入所ありきで進めないでください!」「いろんな選択肢を示してあげましょうよ!」「Dさんのためにそれくらい考えてください!」などなど…

口調は強いですが、ふるやのもりさんが訴えていることが至極真っ当な事です。入居者やそのご家族にとって何が1番良いかを頭から血が出るほど考えてその上で選択しましょうということです。

行政のように自分たち都合で話を進めるのとどちらが正しいかは火を見るより明らかだと思います。

そんなふるやのもりさんの願いも虚しく行政担当者から出た言葉に驚きを隠せませんでした。

「わたし、頭悪いんですよぉ」

こいつは何を言っているんでしょうか?おそらくふるやのもりさんの追及に対して答える術がなく苦し紛れで出た言葉なのでしょう。本当に頭が悪いとしか言いようがありません。

この担当者のビックリ発言にふるやのもりさんも僕も非常に驚いたわけですが、でもそんなことよりも驚いているのが、話を要約するって言っといて全然要約出来ていない自分です。まとめるどころかガッツリ書いてしまいました。#要約の意味分かっているのか#文章力無さ過ぎるだろ

ただそれくらいの出来事だったということです。

※より詳しく知りたい方は記事を読んでくださいね☆


とりあえず、保留のようなカタチでお話は終了しており、未だ現在進行形で話し合いを続けておられると思います。

ふるやのもりさんとしては、非常に頭が痛い問題かと思いますが、きっとふるやのもりさんの手腕なら見事解決に導いてくれると思います。頑張ってください。応援しています!


さて、前置きが非常に長くなってしまいましたが、ここからが今日の本題です。(えっ)

今回の行政の立ち振る舞いは非常に身勝手で腹立たしいですし、Drコトーの生まれ変わりと言われる優しいふるやのもりさんが激高するのも無理がないと思いますが、もし自分がふるやもりさんの立場だったのなら、同じ行動が出来たのだろうかと考えてしまいました。

仮に今回の行政の提案がDさんにとって不利益を被ることになるのであれば、僕も全力で異を唱えていたと思います。

ただ今回の件はDさんにとっては今までの平穏な暮らしが継続するわけで、特に不利益があるとは思えません。

さらに計算高い僕は「ここで行政に恩を売るのも良いかもしれない」なんて姑息な考えをして、ともすると行政の提案を受け入れたかもしれません。

ある程度の話合いはしたとは思いますが、ふるやのもりさんのように立ち向かえたかと言うと、おそらくできなかったと思います。

しかし、いくら不利益がないとしてもそれがDさんにとって最善なのかは分かりません。

そもそも介護1の方が特養に入所すること自体が異例です。そんな歪なカタチで入所をするとなると後々不具合が起きてしまうかもしれません。

もっと言うと、職員から「なぜDさんは介護1なのにうちで入所が継続するんですか?」と問われた時に納得いく説明ができるのでしょうか、いやできまい。

これでは頭の悪い行政と全く一緒で、こちらの都合だけで決めてしまっています。

今回のふるやのもりさんの行動は本当に利用者の事を考えているからこそ生まれた怒りであり、それを逃げることをせず真正面から行政にぶつけられるのはすごくカッコイイと思いました。やっぱり四天王最強の漢は最高です。


今回の記事を読んで自分自身を今一度見つめ直すことができました。打算や計算で物事を考えるのではなく、やっぱり利用者にとって何が最善かを1番に考えて行動したいと思いました。

本当にふるやのもりさんに感謝です。ありがとうございます。


おそらく今もまだ怒りは鎮まっていないと思いますし、そう簡単に鎮まる事ではないと思います。

至福のスイーツの『チョコミント』を食べて心穏やかに過ごせることを願っています。

そして、今日の話をいつかのその日にローストビーフを食べながら酒の肴にできたら最高ですね。


現場からは以上です。それではまた。

コッシー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?