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半沢さんなら絶対にしていない

仕事が忙しくなればなるほど、今日の記事が書けるかどうか心配になるnote大好き人間です。

こんにちは😃コッシーです。


さて、以前の記事で僕の働く市内においてクラスターが発生したとお伝えしましたが、その際に取引銀行の営業担当から朝1番に連絡がありました。

「市内の高齢者施設でクラスターが発生したとのことですが、御社ではないですか?」

その時電話に出たのが事務の女性だったのですが、「いえ、そのような事実は確認できておりません」と伝えたとのことです。すると営業担当は、

「もしクラスター発生がそちらの施設でしたら、私どもで何かお手伝いできることがあればと思いご連絡いたしました。」

と言ったそうです。事務の女性は、「ありがとうございます。今のところは大丈夫ですので」と電話を切ったそうです。

事務の女性からその話を聞いた時は、本当に信じられませんでした。

仮にうちがクラスターを発生させていたとして、「私どもで何かお手伝いできることありませんか?」と言われたら、「コロナを消してください。出来ないのなら目の前から消えてください。」と言うしかないと思います。

それくらいほっといて欲しいと思います。

実際うちでクラスターは発生していませんが、それでも何を考えてわざわざ朝一で電話をしてきてるんだ、と理解に苦しみます。

ただここで、「バカな銀行マンだなー」と終わってしまったら、今回の件で学ぶ事は何も無くなってしまいます。

この銀行マンの気持ちになって、なぜこのような行動をしたかを考えてみました。

①クラスターを発生したのがうちの施設かどうかを探りを入れてきてる

②クラスターがうちの施設だったら本当に力になりたいと思っている

③御社を心配していますよアピールしている

おそらく①②③全てを総合した結果このような行動をしたのだと思いますが、特に③の部分が大きかったのではないでしょうか。

お客様がピンチの時にちゃんと声をかけている僕がいますよ、という事なんだと思います。

その気持ちは理解できますが、明らかに空回りしていると思います。

日本一有名なバンカーの半沢さんだったら絶対にやっていないと思います。

お客様が本当にクラスターを発生させてしまっていたら、その対応で現場はめちゃくちゃになってると思います。もし声をかけるのなら、ある程度落ち着いてからにするべきです。

半沢さんなら、クラスター発生後に考慮すべき案件を調べに調べ尽くし、いつお客様からヘルプがかかっても完璧な対応ができるように準備をすると思います。

しかしこの銀行マンは、自分がお客さんにどう思われたいかしか考えていなくて、お客さんの置かれている状況を全く考慮していないと思います。

本当に優しくないと思います。バンカー失格です。

今回の一件に、うちの社長はひどくご立腹されて、あまりの怒りに次の日にその銀行で組んでいた定期預金を解約してきました(マジです)。

銀行マンの安直な行動一つが大きな代償を産む結果になってしまいました。

倍返しどころの話ではなくなってしまったわけです。


その時のお客様の状況をしっかりと考えた上で、本当にお客様が助けを必要とした時にしっかりと力になる事で、お客様から喜ばれるのだと思います。

その時こそ、倍返しされるのではなく、『施されたら施し返す恩返し』が待っているのだと思うのです。

(半沢直樹超面白いですよね)


現場からは以上です。それではまた。

コッシー

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