44とYgb
仕事が本当にバタついており皆さんの記事も読めておりませんしコメントを全く返せておりませんがシレッと記事だけ更新する僕をどうか許してください。
こんにちは、今度の休日はnote漬けにするつもりのコッシーです。
さて、皆様Yogibo(ヨギボー)ってご存知ですか?
もしかしてお持ちの方もいると思いますが、公式では「天国の座り心地であなたを包み込みます」と紹介されるようなアメリカで誕生したビーズソファです。
「ヨギボゥゥ…」と言いながらソファにダイブするCMを一度はご覧になられて方もいると思います。
あの姿が本当に気持ちよさそうで仕事で疲れた時なんかはきっとソファに吸い込まれるんじゃないかと思います。
僕はこう見えて割とお仕事を忙しくさせていただいているので、あのCMを見る度に「僕もヨギボーで癒されたいなぁ」なんて思ったりしていました。
ひと月ほど前のことでしょうか。自宅で奥さんとテレビを見ている時にこのCMが流れました。
「ヨギボー良いよね。あれでモフモフして癒されたいわぁ…」
何気なく僕が発した一言でしたが、どうやら奥さんには聞き捨てならない言葉だったみたいです。
「は?ヨギボー?あのでっかいソファが良い?」
「うん、めちゃくちゃフカフカで絶対気持ちいいと思うよ!」
「欲しいの?」
「あったら良いなって思うよ」
「でもさぁ…このリビングのどこに置くの?」
「え…?」
うちのリビングは決して広くありません。その広くないリビングに何をトチ狂ったのかドでかいソファベッドを置いているのです。
狭いリビングの半分くらいを占拠しているソファ
「ほら、この狭いリビングのどこにヨギボーみたいな巨大なソファを置くのさ!戯言はもっと稼いで広いリビングのある家に引っ越してから言いな!」
「ぐぬぬぬ…」
奥さんからの正論に何も言い返すことができませんでした。その日の夜は「ヨギボーが余裕で置ける広い家に引っ越せるようにもっと頑張って働こう」と誓いながら涙で枕を濡らしました。
そんなやり取りをしたことをすっかり忘れた5月20日のことでした。その日も仕事が忙しくクタクタになって夜遅く帰宅しました。
「ただいま…」と言って玄関で靴を脱いだ時、玄関先に違和感を感じました。いや「感じた」なんて生ぬるいもんじゃなくそこには違和感しかありませんでした。玄関先にバカでかい荷物が置いてあったのです。
これは…
ヨギボー!!!
ローマ字ですが、荷物には間違いなく「ヨギボー」の文字がはっきりと見えます!!こんな仕業をするのは奥さん以外に考えられません!!
僕はリビングに駆け込みました。
「げげげ玄関にヨヨヨヨギボーがいるよ!!!」
慌てる僕を見て奥さんはニヤニヤしていました。
「あ、バレちゃった?明日のあんたの誕生日にサプライズで渡そうと思ったのに(笑)」
いや隠す気ないやろーー!!
玄関先にあんなバカでかい荷物を置いておくなんてサプライズする気は全くないと思いますが、それでも夢にまで見たヨギボーが目の前にあるんです。
本来は明くる日の誕生日に開封するべきだと思いますが、僕には我慢できませんでした。
包装紙を破り中からヨギボーと取り出して、CMのように「ヨギボゥゥ…」と言いながらモフモフしようとしたその時、ハヤテのごとく僕とヨギボーの間に割って入ってきたヤツがいました。
息子です。
高い所に登るのが大好きな息子はヨギボーを見ると「ヒャアァァアーーアアーー!!」と喜びの奇声を発してヨギボーによじ登り始めました。
キャッキャッ言ってヨギボーに登る息子
既にベテランヨギボー使いのようにヨギボーに寝ながら
こんにゃくゼリーを食べる息子
我が者顔でヨギボーを占拠する息子
どうやら当分の間ヨギボーは息子に独占されそうで、僕がモフモフできる日はまだ先になりそうです。
でも僕が欲しい物を覚えてくれていてサプライズ(もっと上手くやれ!)で、僕にプレゼントしてくれた奥さんには感謝しかありません。
「ありがとう!嬉しいよ!」
「別にいいよ。でも狭いリビングがもっと狭くなっちゃったから、頑張って働いて出来るだけ早く広い家に引っ越してね」
そう笑顔を見せる奥さんの目は全然笑っていませんでした…
僕はより一層頑張らねばと胸に誓ったのでした。
というわけで本日5月21日にまた一つ歳を取り44才になりました。
とっても縁起が悪いゾロ目の年齢になりますが、そんなこと関係ないくらい良い年になるようヨギボーと一緒に頑張っていきたいと思う所存です。
こんな僕ですがこれからも仲良くしていただけたら幸いです。
それではまた。(ヨギボゥゥ…)
コッシー
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