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兵庫県知事様への私信
こんにちは😃コッシーと申します。
愛知県で介護事業を運営している会社の介護事業部の統括責任者をしております。
さて、以前にこの記事で書かせていただきましたが、兵庫県知事が何を思ったか、「介護職は何もしてない。」と発言した例のアレですが、この度あっさりと意見を撤回した模様です。
分かります。分かりますとも。皆さんが何を言いたいか全部分かっていますので、僕が代弁させていただきます。
じゃあ最初から言うなよ!!
おそらく会見ではあんなに自信たっぷりに「何もしてないところには兵庫県としては税金を使わない」と言っていたのに、速攻で前言撤回するということは、相当お身内から言われたのだと思います(笑)
まぁ、誰が聞いてもおかしい発言でしたので、それをきちんと撤回し、慰労金をきちんと受け取れるようにするのはとても良い事だと思います。
しかしながら、失墜してしまった知事への信頼は簡単には回復できません(元々信頼あったかは知りませんが)。
「めんごめんご、あの発言はなかった事で(テヘペロ)」なんて言われても、拳を固く握りしめるだけです。
では兵庫県知事は一体どうすれば良いのでしょうか。
今後どう行動すれば信頼を取り戻す事が出来るのでしょうか。
前置きが長くなりましたが、本日の記事では私が僭越ながら、今後の兵庫県知事様の行動指針をご提案させていただきますので、ご参考にしていただけると幸いに存じます。
全く頼まれてないけどな。
~兵庫県知事様~
【①素直に自分の非を認めて謝罪する】
今回あなたは、おそらく介護現場の大変さを全く知らない上で発言をされてしまったと思われます。
コロナ感染者もしくは濃厚接触者を受け入れていない現場に関しては普段通りの営業を続けてきたと思われていたのでしょう。
だから「何もしてない」という発言が出てしまったのではないかと思います。
しかし現場が実際にこの間やってきたことは本当に大変な事でした。もう周囲の大人から散々言われていると思いますので、詳細は割愛いたしますが、医療介護現場はコロナ感染者を受け入れていない事業所も本当に本当に大変な思いをしています。
まずは、その大変さを知らなかった事を素直に認め、そして全力で謝りましょう。
ごめんなさいと深々と頭を下げましょう。
【②介護現場の大変さを改めて知る】
知らない事は罪ではありません。大事なのは知ろうとしない事です。
これを機に実際の介護現場を深く知りましょう。
まだこの時期ですから実際に現場に足を運ぶのは難しいかもしれません。
映像でも良いですし、実際の現場で働く方達から話を聞きましょう。
きっと「こんなに大変だとは・・・」と認識されるのではないでしょうか。
その時あなたきっとこう思うはずです。
「俺は、なんて馬鹿な事を・・・」
でも大丈夫です。人は過ちを犯す生き物です。大事なのは非を認め改める事です。
【③今回の慰労金とは別に慰労金2を出す】
では、間違いを認め、そして現場の現状を認識したのなら、次にあなたがする行動は、兵庫県独自の慰労金を出す事です。
「え?お、お金…?」と思ったかもしれませんが、そうお金です。
しかし、ただのお金ではありません。現場の現状を知ったあなたが支給するお金です。
あなたは現場で働く方達の大変さや苦悩などを理解されたと思います。
そのあなたが支援するお金は特別な意味合いを持っています。
きっと現場の方たちは、「ああ、分かってくれたんだな」ときっと思ってくれる事でしょう。
国が出す慰労金よりもきっと大きな感謝をされると思います。
金額はいくらでも良いんです。大切なのは、支援したいという気持ちです。
現場を知ったあなたならきっとそういう気持ちになってくれるはずです。
【④今後具体的な介護事業所の支援策を提示する】
慰労金を給付したら、ここから畳み掛けるように今度は介護事業所を支援しましょう。
ここで大事なのは、「何らかの支援を考えています」とか「特別チームを組んで検討していきます」みたいなあいまいな答えではなく、具体的に何をどう支援するかを言うのが本当に大事だと思います。
例えば兵庫県独自の『コロナ予防加算』を作り、コロナ予防に関して一定の基準をクリアーしている事業所には介護報酬に加算をさせたり、マスクやアルコールなどの物資の支援を具体的に行ったりと、難しいと思いますが、各事業所に「こういう支援を受けれるんだ」と理解してもらう事が大切です。
先延ばしにしたりあいまいにすると逆に信用を失くします。
県には年間の予算やスケジュールなどが予め決められていますから、③や④のような支援を取る事は難しいと思いますが、今あなたは超絶ピンチです。もしかしたら人生最大のピンチかもしれません。
使い古された言葉で大変恐縮ですが、『ピンチはチャンス』です。
今回の件で逆に介護に優しい兵庫県のイメージをつけることが出来るかもしれません。
今後高齢者が増加していく事は明白で、介護が充実している事は高齢者にとっては住みよい街だと言っても過言ではありません。
兵庫県が今後そちらの方向に持っていけるかどうかは今回のピンチをどう切り抜けるかで変わってくるかもしれません。
出過ぎた真似をしてしまい本当に申し訳ありません。
ただ私は介護業界で働く者として介護職が働きやすい環境が出来れば大変うれしく思います。
是非、兵庫県がその一役を担っていただけたら幸いです。
敬具
もちろん今回の記事は僕が勝手に言ってるだけですので、無いとは思いますが仮に実施され全然上手くいかなかったとしてもごめんなさい!と深々と頭を下げる事しかできませんので、あしからず。
(でも、結構真面目に考えてたりして)
現場からは以上です。それではまた。
コッシー
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