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眠れない夜…

メガネを頭の上に乗せて「メガネがない!」という人はたまに見かけますが、先日メガネをかけたままの奥さんから「私のメガネ知らない?」と言われた時は新手のドッキリかと思ってカメラが仕掛けられていないか探してしまいました。

こんにちは、「メガネって目にかけるヤツのことだよね?」と思わず聞いたコッシーです。


さて、ノー友のあっちんさんがこんな記事を書かれていました。

ふと夜中に目が覚めたあっちんさんは、『はと麦麹を仕込めばいいじゃないか』という心の声が聴こえてきたそうです。
そしてそこから本当にはと麦麹の仕込みを始められました。

あっちんさんはカナダ・モントリオールに在住されています。
遠いカナダで日本に馴染み深い『麹』を作られるのは、逆に風情があって素敵だなぁと思いました。
あっちんさんはこれまでも味噌や日本酒作りにもチャレンジされています。カナダでそういう日本文化の食作りに挑戦する姿は本当にカッコイイと個人的には思っています。

そんなあっちんさんが今回は『はと麦麹』作りにチャレンジされました。

今回、冷蔵庫に保存していた自家製米麹を種麹代わりに使ってみることにした。この発酵方法を友麹(共麹)と言う。失敗したとしても、味噌の仕込みには使えるだろうと気楽に考えた。
上手く出来あがれば一部は醤油、水を加えて醤油麹にしたい。通常のレシピは米麹だけれど、はと麦麹で作ると旨みと甘みのある醤油麹になる。
昆布も加えれば自然の旨みが増してさらに美味しい。納豆との相性は抜群。
冷奴やきゅうりにも合う。ご飯のおかずや酒のあてにもなるはず。

あっちんさんの記事より抜粋

もうこの文章を読むだけで涎が出てきます。麹作りが成功した暁には是非愛知県に送って欲しいくらいです。代わりにローストビーフを送りますので。


こういう手間暇をかける食文化を引き継いでおられるのは本当に素晴らしい事で頭が下がる思いでいっぱいですが、今日の本題は実はそこではないのです。

注目していただきたいのが、あっちんさんが『はと麦麹』を作り始めた時間です。

夜中の3時半ですって。

2時半に目が覚めてしまったあっちんさんは目が冴えて眠れず、どうせ眠れないなら麹でも作るかとなったみたいです。

いや麹って眠れないから作るもんじゃないですよね(笑)

「来週の金曜日は時間があるから麹を作るぞ!そのためには水曜日には食材の買い出しに行って…」っていう感じで『麹作り』とスケジュール表に記入するくらいのイベントだと思うんですよ。

それを「何だか眠れないな…麹でも作ろっかな」とまるで「コーヒーでも飲もうかな」くらいの感覚で作り始めるのはすご過ぎると思うんですよ。常人ではなくて超人の領域だと思います。

あっちんさんはもはやカナダの超人カナディアンマンの生まれ変わりだと思います。

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※あっちんさん、心の底からすごいと思っているんです!怒らないで!


あっちんさんが超人ということは一旦置いといて、ちょうどこの記事を読んだすぐ後のことでした。
職場のあるスタッフが眠そうな顔をして「昨日全然眠れなかった」と言っていました。

あっちんさんの記事を読んだばかりの僕は冗談で「眠れないからって麹でも作ってたんじゃないの?(笑)」と軽口を叩いたんです。
するとスタッフはクスリともせず、「麹はさすがに作ってませんよ」と真面目な顔して言うんです。

いやいや冗談に決まってますがな!とツッコもうとしたその時でした。
スタッフはカバンからタッパーを取り出すと「苺が余っていたのでイチゴジャムを作ってました」と言って自家製イチゴジャムを持ってきてくれたのでした。

いやイチゴジャムって眠れないからって作るもんじゃないですよね?

「よおし、来週の土曜日はイチゴジャムを作るぞ!そのためには木曜日くらいに苺を買いに行って…」という感じでちゃんと予定するくらいのイベントだと思うんですよ。

でもあっちんさんも「眠れないから麹でも作ろっと」という感じでサクっと麹の仕込みを始めています。

え?あれ?もしかして眠れない夜って手の込んだ料理をするのがスタンダードなんですか?僕の感覚がおかしいんですかね??

一体何が常識なのかよく分からなくなりましたが、とりあえずスタッフさん特性イチゴジャムをトーストに乗せて食べたら死ぬほど美味しかったので、きっと眠れない夜に仕込む料理は超絶美味しいのは間違いないと思います。

なのでカナダの超人カナディアンマンことあっちんさんは早く『はと麦麹』を僕に送ってくださいね☆

※本当に本当に心の底の底からすごいと思っています!怒らないで!!

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それではまた。

コッシー

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