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たとえば僕が死んだら

緊急事態宣言が延長されましたが、やる事に変わりはありません。引き続き気を引き締めていきましょう。

こんにちは、コッシーです。


さて、うちの会社ではあってはならない事ですが社長が万が一亡くなった際、または就業が不可能になった際に会社にある程度保険金が入るという生命保険に加入をしています。

会社の全ての意思決定をしているのが社長であり、またその全責任を負っているのも社長です。会社の最重要人物である社長が万が一いなくなったとしても、会社を存続させるために保険をかける事は当然だと思います。


最近、あるスタッフがうちの会社を退職することを決めました。まさか辞めるとは思ってもいませんでしたのですごくショックを受けましたが、そこで『永遠』に続くモノなんてないんだなと改めて思いました。

当然、僕も『永遠』にこの会社に居続けることは無理な話であり、いつか終わりを迎える時が来ます。社内での立場は置いといて、実情を考えた時に社長よりも僕がいなくなった方が会社としてはおそらくダメージが大きいと思います。

この会社で現場を1番把握しているのはきっと僕であり、その僕が突然いなくなってしまったのなら、現場は大混乱に陥ると予想されます。

僕は今のところ持病も無いし自殺願望もありませんが、不慮の事故などで死んでしまう可能性はゼロではありません。

社長が不在となる事に保険を担保するのも重要ですが、僕にも保険を掛けた方が良いと思いまして、保険会社の担当を呼んで話を聞きました。


この広い世界には僕と同じように考える人なんて五万といるわけで、当然そういう類の保険は結構ありまして、担当者から説明を受けました。


「例えばコッシーさんが何らかの理由で死んだとします。そうすると死んだ年齢によってこのように会社に保険金が入ってきます。40代という働き盛りで死んでしまった場合には、コッシーさんに代わる人材を見つけないといけません。よってより高額な保険を得ることができ、採用等の費用に使ったりできます。

もちろん、この保険金を増額することも可能ですので、いつ亡くなっても安心です」


こちらから話を聞かせてくれと言っておきながらこんな事を言うのはアレですが、自分が死んだ後にお金が入る話を聞くのって、なかなか辛いもんがあるなぁと思いました(笑)

なんとなく自分の命の値段を決められてるみたいで、話を聞けば聞くほど嫌になってきました。

『死んでも安心です!』と元気いっぱい言われても、「やったー!良かったー!」」とはならないわけで、なんとなく寂しい気持ちになる自分がいました。

ただ僕が死んだ後のことはきちんと担保しなければいけません。残された人たちがしっかりと業務を遂行できるようにする必要があります。

やっぱり保険に加入する必要があるかなぁと思いましたが、ふとある疑問が生じました。


僕の抜けた穴はお金で解決できるのかなと。


自分で言うのも何なんですが僕は結構業務範囲が広く、いろんなところに顔を出しています。僕にしか分からない業務も少なくなく、そんな状況でお金をもらったところで会社が上手く機能していくか疑問です。

お金だけではなく、僕が抜けてもある程度会社が機能していけるような人材を育成する必要があると思いました。

それはもちろん単にスキルだけの問題ではなく僕の意思も引き継いでくれる人材です。僕の業務範囲を考えるとそれを1人の職員に押し付けるのは難しいと思いますので、何人もそういう人材が必要だなと思います。

簡単に言えば『コッシーチルドレン』を作ろうと思いました。

たとえ自分が死んでも僕の意思を引き継いで僕が目指していた会社を構築してくれる職員たち、その名も『コッシーチルドレン』

うわー!やばい!超かっこいい!そんな人材が育成できたらいつでも死ねるな!よっしゃ!頑張って育成しよう!そして死ぬぞー!

って思ったところで我に返りました。何を考えてるんだお前はと。

うん、かなり疲れてるみたいです(笑)


とりあえずまだ死にたくないし死ぬつもりも全くないのでもう少し冷静になって考えていきたいと思います。

なんだよ、『コッシーチルドレン』って。#厨ニ病か


現場からは以上です。それではまた。

コッシー

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