秋田旅行記(2018.4)その3(カルマティックあげるよ ♯102)
2018年4月28日、14時過ぎ頃。
僕は見学をお願いした四同舎の中にいた。
四同舎のエントランスホールは吹き抜けの中を螺旋階段が通り、南側に設けられた大小複数の窓から光が差し込むという構造だった。視界のほとんどがモノトーンでまとめられたその空間は一見無機質で冷たい印象なれど、なんだか心がだんだんと晴れ晴れしていくような、不思議な居心地の良さがあった。
挨拶の後、管理者である清水川さんが白井晟一がいかなる建築家だったかについて、簡単に説明をしてくれた。
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