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知ってる?ママン No.39"実家暮らしが始まった"

前回はこちら↓

荷物と共に僕たちも実家に到着。母と妹が出迎えてくれた。長男君と長女ちゃんを預け、引越し業者さんと共に荷物を納めていく。

メインの荷物置き場はもともと僕が暮らしていた部屋に。大型家電は物置に。手際よく指示を出しながら進めていくみきさん。

これまで僕の一人部屋だった二階の10畳の部屋で4人。少し手狭だが入りきらないものは奥にある物入に入れることにした。

なんとか荷下ろしをすべて終えて引越し業者さんは帰っていった。

それから数日かけてみきさんは家の中を大掃除。実家の中にあった不要なものを分類し産廃車3トン分を処分。母は今まで片付けられなかったものが片付いたと大喜び。

「言いたいことがあったらはっきり伝えてね。言ってくれないとわからないから。これからよろしくね。」と母。

「よろしくお願いします。」とみきさん。

僕の母は察するということが苦手なタイプで物事はっきり言うタイプ。僕の父が婿養子だったこともあり、これまでは女王のような存在で来ている(;^ω^)嫁姑の関係性は今回が初めて。反対にみきさんは察する能力ピカイチ。かゆいところに手が届きすぎなくらい・・・。何か欲しいと思っときにいきなりそれをもって来てくれるくらい。

そんな二人がどうなるのだろう?と心配したが、なんとなく大丈夫かな・・・という感じ。

穏やかに3、4か月過ぎたころ・・・僕の仕事もだんだんと仕上げに向けて忙しくなってきた。帰宅時間は夜10時を過ぎることがほとんど。食事をしてお風呂に入ることろには日をまたぐくらいに。子どもたちともなかなか触れ合えず・・・週末に子どもと遊ぶのが楽しみだった。

その頃、おうちの中で少し不穏な空気が流れだしていた・・・。妹が会社を辞めることで悩みメンタルのバランスを崩し始めていたのだった。夜、僕の扉を閉める音や階段を上がり降りする音がイライラすると母にぶつけたようで、それがみきさんのところに来て僕に話が回ってきた。しばらくは静かに過ごすように気を付けるも生活の音は出るもので・・・。

あまりにも不機嫌な妹・・・。対応を考えて・・・1階に開いている部屋に移動することにした。もともとおばあちゃんの部屋だったところに荷物を移動。子どもたちとも過ごしやすいようにお部屋を整えた週末。帰宅すると部屋中がぐしゃぐしゃに・・・妹がおばあちゃんの部屋を模様替えしたことに腹を立てたようで・・・。さすがのみきさんも落ち込み「なんで・・・どうしたらいい?」と。

「この家でなんで?は禁句。母に言っても無駄だからね・・・。」と僕はつぶやいた。そして再び、元の僕の部屋へ戻ることになった。

それからも音には気を付けるも怒りだすと止まらない妹。母は今は心の状態が悪いだけだからさかなでないで・・・というし・・・僕は段々と家にいるのが辛くなっていった・・・。

そんな頃、新しい現場に移動に。母に車を貸してもらえたので車通勤で通えることになった。通勤時間は30分ちょっと。ラッシュの時間をずらせば楽に通えるようになり僕の負担はだいぶ楽になった。しかし・・・家の中は相変わらず不穏な空気で・・・みきさんや子どもたちもだいぶ困っている様子。

なんとかならないかなぁ・・・。と思いつつ、仕事に打ち込む日々。新しい現場では改修工事。メインの工場との兼ね合いを伺いつつ進めていく感じに。その予定状況を伝えてくれる彼女は毎回、行くとおやつを持たせてくれた。久々に心が穏やかになる感じだった。そのうちに一緒にお弁当を広げて食べるようになった。

ある日、みきさんが作ってきてくれたお弁当を忘れてきてしまった・・・。このあたりでランチできる場所を探さなくては・・・と思っているといつもの彼女が出かけようとしていた。

「この辺でランチのおすすめの場所ありますか?」と聞いてみた・・・。

次につづく・・・

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