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知ってる?ママン No.38"異動の季節"

前回はこちら↓

長女ちゃんが生まれて5か月後。異動の知らせが届きました。今回は僕の実家があるエリアに。

まずはみきさんに伝え、どこに住むかは担当する現場次第にしようという話に。そして実家の母にも連絡。すると思いもよらない言葉・・・

「それは良かった。帰ってきなさい。どうせ、このあたりなら電車でどこにでも通えるし車でも高速にすぐ乗れるんだから。家賃やら無駄にかけることないし。うちにいる間にお金貯められるでしょ。」と一言。

少し考えるも・・・確かに今のうちにお金をためておきたい。それに僕の実家ならみきさんも一人で知らないところに行くよりはきっといいはず。そして実家への引っ越しが決まった。

みきさんは荷物をコツコツと詰めて残すとこ数日に・・・。くたびれて就寝。

翌朝4時27分に「ガッターン」とすごい大きな音が・・・。音のしたほうに行ってみるとお風呂場の棚が崩れ落ちていた。あたりにはタオルが散乱・・・。みきさんが片付けて布団に戻ると・・・携帯電話が鳴った。

こんな朝早くに何??とあわてて携帯をとる。

「もしもし、ごめんね。こんな朝早くに。さとしくん?そこにみきはいるかな?」お母さんだった。ひどく慌てている様子。携帯電話をみきさんに手渡すと・・・

「どうしたの、お母さん?」

「あのね、おばあちゃん(父方)がね、昨日、特養ホームに入所したんだけど・・・そこで心臓発作おこして4時27分に亡くなったって連絡が・・・」

慌てるみきさん・・・。深呼吸して「お母さん、おばあちゃん、やっとおじいちゃんのところに行けたんだね。・・・うちのお風呂場の棚、4時27分に落ちておばあちゃん来てくれたみたい。向こうに行く前に・・・。」

翌日、お通夜、その後葬儀の流れに・・・。引っ越しの前に葬儀に参加することができました。長男君と長女ちゃんはしばらく会えなくなるので引っ越しまでお泊りに。そしてあわただしく2日後に引っ越し。

今回の引っ越しの手動はみきさんメインで前日までにすべて荷物が梱包されました。ガス、水道も止めてくれました。仕事から帰ってきたら落ち込んでいるみきさん。

「どうしたの?なにかあった?」

「・・・あのね、水道とガス・・止めちゃってご飯が作れなくて(´;ω;`)ごめんなさい。そしてお風呂も入れない(´;ω;`)本当にごめんなさい。完璧に仕上げたと思ったんだけど・・・。」

僕は大笑い・・・。「今から、ご飯食べに行こう。お風呂もどこかにいけばいいし。・・・ってお布団も梱包しちゃったの?ベッドも?Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)」どうやらベッドも解体してひとまとめにしてしまったらしい・・・。

そこで提案。「みきさん、お泊りに行こう☆」

「温泉あるとことか・・・わがまま言いません・・・。お風呂とお布団があればどこでもいいです。」

そして、その街最後の日はご飯を食べに行ってホテルにお泊りに行きました。僕的には久しぶりに二人っきりでいい感じになるかとドキドキしていたのですが・・・引越し疲れのみきさんはお風呂に入って速攻でベッドで爆睡・・・。確かに一人で引っ越しがんばっていたもんね。お疲れさまでした。

そして、翌日・・・引越し業者さんが来て荷物をすべて積み込むと実家へ向けて出発。僕たちも大家さんや近所の方に挨拶をして長男君たちを迎えに行きました。新しい暮らし。どんな風になっていくのでしょう?たのしみです。

次につづく・・・

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