知ってる?ママン No.34"子どもと共に"
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そして週末、引っ越し先探す旅に出た。
今度の現場から20分くらいの範囲内でさらに・・・子どもの出産場所と長男君が痙攣する可能性も考えて子ども医療センターなどがあるところ。不動産屋さんで出てきた候補のうち3軒に絞り現地確認。
そして4棟続きのアパートを見た。そこにはたくさんの子どもたちがアパート横で遊んでいた。みんな元気にキャーキャー声をあげて遊んでいる。そこにいた一人の金髪のママが声をかけてきた。
「なに、おうち探し?」僕はそのノリにちょっと困惑。
みきさん臆することなく「はい、転勤でこのあたりに移動になるので」
その女性は「ここ良いよ、みんなでみあえるしここにおいでよ。子どもは一人?」
「今のところ、一人で年末にはもう一人増える予定です。」
「そりゃあ、楽しみだね。ここのみんなも3,4人兄弟ばかりだからね。」
みきさんはなんだか嬉しそうで・・・。
「このあと、もう2軒あるけど・・・ここにしようかな・・・。残りの2つ1階じゃないし・・・。」
「なんで1階がいいの?」その女性が聞いてきた。
「それは、今住んでいるところが・・・。」と今回の家の話をするとその女性は大笑い。
「それさぁ、子どものいる家庭が他にあるかとか下の階の人はどんな人とか調べてから住まないと。足音とか絶対するからね。どんなとこでも。だからお互いさまで済むような関係を作っておくのが大事だよ。」
この人、おもしろい・・・。みきさんも
「うん、ここにする。さとしくん、そうしよう(⌒∇⌒)」
会社から15分。僕的にはありがたい。産院もこの近くにあるらしい。さらに子ども医療センターも5分。大きな公園も徒歩10分。スーパーは車で5分。至れり尽くせりの環境。
そうしてあっという間に引っ越しが決まった。今度の家主さんは梨農家さん。秋にはおいしい梨がいっぱいなるよと話された。
家に戻り、現在住んでいる家主さんに引っ越しを決めて事を伝えた。家主さんは深々頭を下げられた。
みきさんは「頭をあげてください。私、わかります。今、実家でも父が同じような感じで・・・家族のみんなも悩んでいて・・・。もし、次の方が入られるときは事前に伝えておいていただけませんか?同じようなことが起きると家主さんが困ると思うんです・・・。引っ越しまでの数日間、少し音を立てることがあるかもしれませんがよろしくお願いします。」
すると家主さんはこう言われた。「もう、あの部屋は貸しません。本当に迷惑をかけてすまなかった・・・。引っ越しまでの間、息子たちにはこっちに戻ってくるようにするから気兼ねなく・・・準備してください。」
そして、数日・・・荷物を梱包しまくるみきさん。横では長男君が嬉しそうに遊んでいる。
引っ越し屋さんが来て荷物を載せ新しいおうちに運んでくれた。たった3か月のこのおうちでの暮らし。
ミニ版のみきさんの家出騒動や毎日お散歩ツアー、図書館レシピなどいろんなことがあったことを思い出した。
次の家ではどんな暮らしが待っているのかな?楽しみです。
次につづく・・・
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