知ってる？ママン No.27"こんなにすぐに・・・"

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それからひと月、みきさんの体も落ち着いてきた。早産といえど、産後は産後で通常の産婦さんと同じように一か月静かに暮らし体を整える。

１か月検診をして、通常生活に戻れることに。

「これで、お風呂に浸かれる。」とみきさん。寒い季節になってきたので温まれるのはうれしいよね。

そして前回、検査で抗体数値がギリギリだったモノについてはこのタイミングで予防接種をしておくことになった。

そして、夫婦生活もOKとの話・・・。前回の時に散々反省したので・・・今回はちゃんとコミュニケーションをとれるように考えた。

そして・・・話し合いをして許可を取り夫婦生活復活。避妊もちゃんと考えて・・・と思いつつ・・・ラテックス（ゴム）アレルギーのみきさんに使えるものが思いつかず・・・。どうしたら良いのか？そこだけが悩みの種で・・・排卵期間を避けて・・・というも基礎体温もイマイチはっきりせず。生理も戻ってきていない・・・のでこれは大丈夫なのか？

ところが・・・翌月・・・みきさんが体調不良・・・。もしかしてと調べると陽性反応・・・。当たりすぎじゃないか？

「授かりものだね・・・」と喜ぶみきさん。その週のうちに産院へ受診。

ところが・・・いつもニコニコの先生の表情が曇っていた・・・。

「う～ん、陽性で確かにお腹の中にも赤ちゃんがいるのは写っているんだけど・・・。この間、予防接種を受けたでしょ？」

「あっ、受けましたねぇ・・・。」

「あの予防接種が、その一番赤ちゃんの基盤を作る大事な時に当たるかもしれなくて・・・。それでね障害が出るか五体満足で生まれてくるかはっきりとは言えないけど・・・大丈夫とも言い切れない・・・。おうちで家族で話し合ってきてほしい。」

僕もみきさんも何とも言えない気持ちだった・・・。この間、一人亡くしたばかりで・・・。どうしたらいいのかわからなかった。

夜、家族みんなで話し合う。五体満足でなかった場合、育てられるのか？赤ちゃんの負担はその子自身にどれほどかかるのか？みんなで考えた・・・そして出した答えは「中絶」。

クリスマスイブの日がその手術を行う日に。

その夜は静かに、これからのことを話し合った。

いつ、子どもを授かっても大丈夫なように生きていこう。そのためにもまずはみきさんの体を整えること。そのために避妊についてしっかりと学ぶことを決めた。

年末の年の瀬に、産院で家族計画の講座を受けた。そしてラテックスアレルギーで対応できるリングという方法にチャレンジしてみた。

効果はよくわからないうちに・・・みきさんの下腹痛のため取りやめ・・・。次はピルの服用・・・こちらも副作用が厳しくドクターストップ。

そこに・・・救世主ポリウレタンのサガミオリジナルが現れたのだった・・・。そのあとの話はオリジナルストーリーで

次につづく・・・

続きは明日の22:00更新予定☺︎

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