はぐくみ・うまれ・そだつ・そして #3 『バトンを受け取る』
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久しぶりに記事を書こうよ。と誘われてバトンを受け取ったとーさんです。
子どもたちから我が家のストーリーの続きを書くように任命。
周りからは去年のりょうちゃんの旅立ちから時が止まったように見えていたようですが家庭の中では様々なことが・・・実は起きていました。
う~ん・・・どこから書いたらいいかな・・・。
そうだね、りょうちゃんが飛び立ってから49日の間。そこは僕の方がこの世界にいるのか・・・生きているのか、死んでいるのかわからないくらい・・・だった。
りょうちゃんの肉体があるときから僕に転職を勧めてくれていたのだけど・・・なかなか重い腰は上がらず・・・。エントリー表などには申し込みしていたけれど・・・な感じ。
けれど、仕事に出かけクレーム対応に出ている間に事故が起き、忌引きが明けて仕事復帰の当日にそのクレーム対応の原因の方に「自分の子どもが死んだくらいで会社を休みやがって、俺の現場に迷惑が掛かったらどうするんだ」という言葉をもらった瞬間・・・目が覚めた。(今となればこの方は神の使いだったように感じます。)
僕のやること、これじゃない。って。
そこからは早かった。知人に紹介をしてもらい次の会社に転職。
条件に出したのはなるべく自宅でリモートでできること。出勤も最小限でと。
なんで、この条件にしたかというと・・・僕自身の中で自分があの時、出ていなかったらこの事故は起きなかったのでは・・・という気持ちが心の中を占めていたから。
育児休暇を1年取得、こんなに濃厚に子育てにかかわったのは初めてだったのではないかな?というくらいりょうちゃんと過ごした。だからこそ、事故の起きた空白の5分を自分がいたらという気持ちが心を覆ってくるのだった。
あとは、もう二度と家族を失いたくない・・・という思い。
その頃のみきさんは、子どもたちの前では通常モードだけど、一人っきりの時になると涙が止まらない。
「冷静にしていればノイズが入ることもなくりょうちゃんを感じることができるけど、人間として生きてきた44年間の学びの習慣がこんなに響くなんて・・・。悲しい、寂しいという思いがね・・・私の中で暴れるんだよ・・・。なんで、どうして、まだ3年たってないのに・・・って。」
「りょうちゃんのそばに行きたいなぁ・・・。」と小さく呟くのを僕は聞き逃さなかった。
「この世界でやることあるでしょ?りょうちゃんと約束したことあるよね?肉体ありじゃないとできないことだったよね?」と思わず言葉を強めて言った。
「・・・りょうちゃんがいなきゃ意味がないじゃない・・・。」と珍しく弱気な言葉が返ってきた・・・。泣きじゃくるみきさん。横にいて聞くこと。それが一番の薬なんだと僕は思った。
自分自身が10歳の時にお空に還った父の時もそうだった。あの時は子どもだったから向き合い方がわからず蓋をして記憶からないものとしたけど大人になってからみきさんがいろんな思いを寄り添いながら全部認めてくれて手放していったのだ。
僕自身がみきさんを支える番。そんな思いから自宅での仕事が始まったのだった。
次につづく・・・
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