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知ってる?ママン No.61"喜びMax長女ちゃん"

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生まれてきた赤ちゃんに長女ちゃんは大興奮。

なんと、女の子。兄と弟のみで女子が自分だけだった長女ちゃんの喜びようは半端なく・・・。

赤ちゃんはあまり泣かず・・・心配をしてしたがどうやら赤ちゃんにも個性があるようで特に穏やかに生まれてきた子はこのような状態の子もよくあることと聞いてほっとした。

薄暗い部屋で丁寧に体を拭いてもらいながらみきさんのお腹の上に乗せられた。

へその緒の拍動が止まるのを確認してへその緒を切ることに。

僕が切るつもりでいたら・・・長女ちゃんが「私が切る」と言い出した。

そしてじゃんけんをして決めることに・・・。そして・・・じゃんけんに負けてしまい・・・。泣く泣く譲ることに・・・。

助産師さんと一緒にへその緒を切った長女ちゃんは何とも言えない表情をしていた。そしてついに一人の体になった次女ちゃん。

「ふにゃ~ぁ」と小さく泣き声をあげた。

しばらく静かな時を過ごし体重や身長、胎盤のサイズなどをチェック。

物陰に隠れていた次男君もようやく慣れてきて赤ちゃんをのぞき込みにやってきた。

37週で2250gくらい・・・。どうやら少し小ぶりちゃんだったようだ。

「ここから10パーセントくらい減少するのが一般的なの。もし2000gを割るようなことになりそうだったら病院に行くこともあることは理解しておいてね。ただ、そうならないように手を打っていきましょう。部屋を保育器と同じ温度くらいで・・・。」といろいろと説明があり、その指示通りに僕は環境を整えていった。

その日は小学校の終業式だったが、赤ちゃんが生まれるということでお休みに。先生たちが成績表と荷物と共に持ってきてくれた。

長男君と長女ちゃんは先生たちを招き入れた。そして次女ちゃんに対面。

「生後0日の赤ちゃんに会えるなんて。自分の子以外だと初めて」とベテラン先生は抱っこをしてくれた。新任の先生は「怖くて抱っこできません(◎_◎;)」確かにドキドキするよね・・・。

先生たちが帰り再び静かになった部屋には、朝から慌ただしかったせいなのか?子どもたちが並んでお昼寝をしている。その横にみきさんと次女ちゃん。何とも穏やかな空気がそこにあった。

最初からここにいましたよ。という表情の次女ちゃん。その横に僕も潜り込んだ。久しぶりの小さな手に感動。

こんなに日常の中に、降り立つ出産があるのか・・・と何とも言えない感動があふれてきた。

「貴重な体験をさせてくれてありがとう。」次女ちゃんに向かって呟いた。

「そしてみきさん。最初は本当にどうなるんだろう?大丈夫なのか?と思ったけどこんなに素晴らしい体験を一緒に過ごすことができて・・・感動で・・・本当にありがとう。」

みきさんが「パパさん、また泣いている・・・。本当に感動だったね。今回、途中からぜんぜん痛くなくて・・・心地いいくらいだったの。不思議な感覚。なんだったんだろう?と思うくらい。おうちで生まれる。貴重な体験だったね。」と呟いた。

それから数日、夏だったこともあり温かい温度を管理することは容易だった。そのため、体温管理・体重管理共に良い状態で過ごすことができた。

緊張していた1週間後の体重測定。2000gを割ることなくクリアー。黄疸症状が強めに出ていたため治療をしてもらった。

そして数日後、それも無事にクリアー。

産後は幼稚園友達のママたちが上の子のケアーと食事つくりなどに来てくれてみんなが支えてくれた。僕の分の食事もしっかりと用意してくれた。

そんな風にたくさんの人に支えられて僕たちは生かされていることに気が付いた次女ちゃんの出産だった。

次につづく・・・

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