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知ってる?ママン No.44"アウェイ"

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翌日、仕事にも集中できず・・・例の彼女はその時期は仕事をやめ学生になっていた。学校が終わるといつもの駅で僕の仕事が終わるのを待っていた。

僕は仕事の早い上がりの日をあらかじめ伝える感じに。さすがに昨日のことがあったのでしばらくは会わない旨を伝えた・・・。返事のメールは返ってこず・・・。

何とか仕事が終わるころ、妻から電話が入った。珍しい、仕事中は気を使ってかけてこないのに。なにかあったかな?と急いで出ると・・・

「もしもし、、何時に帰宅しますか?」と一言。

ただならぬ気配に・・・「今、帰るところ。」と伝えダッシュで帰宅。

家に着くと、車に長男君と長女ちゃんが乗り込んでうれしそう。みきさんは僕に気が付き車から降りてきた。

そして「さとしくんにとって私ってなに?妻?家族?家事手伝い?性欲処理係?あなたに夫婦になる気がないなら離婚しよう。テーブルの上に手紙と離婚届が置いてある。必要なところは書いてあるから勝手に出してください。私は実家に帰ります」と一息で言われた。

頭が真っ白になりました・・・・。

「5分、5分だけ待って(*_*)この家に一人にしないで」そう告げて急いで荷物をまとめ、テーブルの上に置かれていた手紙と離婚届を掴み車に飛び乗った。

あっけにとられるみきさん。

「さぁ、しゅっぱあつ」とゴキゲンな長男君。

そこからは針の筵・・・。みきさん・・・能面のようで一言も話さず。僕はいたたまれず長男君と長女ちゃんに話し続け3時間半の道のりを乗り越えた。

向かった先はみきさんの妹のおうち・・・。僕の天敵だ・・・。いつもピンポイントに痛いところを突いてくる。

今回も玄関で「まじめに解決する気があるなら、入って」と一言。

「はい。」と言うしかなかった・・・。たぶん、でないと門前払いだったと思う・・・。

向こうについてからもみきさんは一切、僕と口もきいてくれず顔すら合わせてくれない・・・。

見かねたお父さんとお母さんがみきさんを説得してくれている・・・。

妹は「あのさぁ、お姉ちゃんがあれだけ困ってSOS出しているのに無視して家庭の中が居心地悪いからって自分の親とも妻とも向き合わず外でよろしくって、そんな奴にはお姉ちゃんを預けられないね。いつまでも裁判官みたいなことして妻や子どものこと守れないなら帰りなよ。お姉ちゃんも上の子二人もお腹の子もこっちで育てるからさ」と

僕は泣いた・・・「本当に、本当にごめんなさい。ちゃんと妻と子どもを守ります。」その言葉に妹も納得?

お父さんがみきさんに「あのさ、今回のことは本人が何もなかったと言っているんだから、その言葉を今の時点では信じてあげたら?いつか時が来たら真実がわかる日が来るかもしれないけど。今、できることはパパさんと生きていきたいかどうかじゃない?」と話してくれている・・・。

本当のことを今ここで言える雰囲気でなく・・・いったらたぶん妹に・・・追い出されて一生・・・みきさんにも子どもたちにも会えなくなる??僕はパニック状態。

その後、僕は別の部屋にいかされ小さくなっているとそこにやってきたおとうさん。「まあさ、この世には男と女しかいないからいろいろとあると思うけど・・・さっちゃん、その手紙の子ときちんとしたほうがいいと思うなぁ。できないならみきたちのこと返してね。」とおとうさん・・・。目が・・・マジでした・・・。いつもは鳥羽一郎のようなお父さんが石原軍団に変わっていた・・・。たぶん・・・僕は海に沈められるかもしれない・・・。別の恐怖・・・。

そしてようやくみきさんと話し合う時間をもらえた・・・。

次につづく・・・

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