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「もっとやりたいことをやったほうがいいよ」〜上司に最後に言われた言葉〜

2020年の年末、第一子の娘の育休中に尊敬する上司が亡くなった
その上司と最後に話した時に言われた言葉が
「もっとやりたいことをやったほうがいいよ」だった

2019年に夏に産休育休に入り
その上司には子供が生まれて落ち着いたらぜひ会おう、と
ご連絡をいただいていた

10月に娘を出産
ご報告したら自分の姪っ子が生まれたようだと喜んでくれた

その上司は病気を患っていたので
私が会いに行こうと思っていたけれど
初めての子供を連れての2時間の電車での外出に
勇気が出せないでいたところ
2020年1月にコロナが始まってしまい・・・
結局ZOOMでお話しすることに

その後、お話しすることがないまま
上司が亡くなってしまったという知らせを受けることに・・・

この知らせを受けたときは頭が真っ白になり
娘を保育園に迎えにいってもぼーっとしたまま
何も手がつけられない状態
(当時車で送迎してたので、無事故でよかった)

何日も何日もそんな状態が続き
正直どうやって日常生活を送っていたかの記憶がない

どうしてあの時、コロナが始まる前に会いに行かなかったんだろうとか
もう一度ご連絡してお話ししたいと思っていながら
ご連絡しなかったことを悔やむ日々


あれから2年が経ち
昨年の春頃からその時にいただいた言葉が何度も脳裏に上がるように

「私はやりたいことをやっているか?」
気がつけばそう自問自答するようになった

上司にこれを問われたときは
正直目の前の育児に追われすぎていたからか
全く「やりたいこと」がわからなかった
視野が狭くて理想を描く、自分の欲を考えることが
できなくなっていた

でもワーママ新時代革命アカデミーに入り
仲間たちが根気強く壁打ちに付き合ってくれたおかげで
自分のビジョン、ミッションを明確にしたので
どう生きたいか、クリアになった


会社員時代の仕事は好きだった
人が好きだし、人の育成に関われるのが好き
一緒に働くチームメンバーにも恵まれていたし
(復職当時は当初はひどかったから徐々に恵まれていった?)
ほぼリモートでフルフレックスで
働く環境には相当恵まれていたと思う
10年いたので組織への愛着もあった

でももっと自分のVISIONに向けて行動をしたい、そう思ってしまった

大きな組織で働けることにはやりがいもあったけれど
大きな組織ならではの重さもあって
私はその枠を超えていきたいと思った


あのとき、上司があの言葉を伝えてくれたとき、
上司はどんな想いだったんだろうか

考えると今でも胸が締め付けられる思いもあるけれど
「私は今、自分のやりたいことをやって生きています」と
胸を張って言えるので
きっと上司は応援してくれているはず

これを読んでくださったみなさん、
「やりたいことをやって生きていますか?」








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