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【過去記事_2017.3.13】働くパパの座談会(大阪)

座談会第3弾は、大阪本社で働くパパさん達です。

春からお子様が保育園に通うBさんの悩みを中心に、有意義な座談会になりました。

Aさん:3歳の女の子(保育園2年目)
Bさん:0歳の男の子(春から保育園)
Cさん:3歳の女の子(保育園2年目)

<時短は普通?>

Bさん:子育てがテーマということで改めて考えてみたんですが、うちの会社って結構子育て世代への配慮がある会社ですよね?時短制度とか…。

Aさん:え、それって普通じゃないんですか?うちの奥さんも時短のはずですよ。

Cさん:制度があるのは普通ですけど、みんなが取れるわけじゃないみたいですよ。うちの奥さんは制度的には時短制度はあるけれど、なかなか職場の空気として取れないみたいで時短していませんからね。残業もあるし、本当に大変そうです。

Bさん:僕は入社した時から時短を取っている人がいらっしゃったので、会社ってそういうものなんだなって思っていましたけど、そうでもないみたいですね。うちの奥さんは朝早くて夕方も早く帰れる仕事なので時短とかではないんですが…。

Cさん:Bさんは春からお子さんが保育園いうことですが、奥さんが朝早いなら朝はBさんが保育園に送る感じですか?

Bさん:そこは今まさに奥さんと相談中ですね。できるだけ分担したいと思うんですが。細かい話ですが朝の出社時間とか、保育園で掛かる時間とか、どうやって保育園に連れていくとか、考えないといけないことがたくさんありまして…。

Aさん:うちは基本奥さんが送り迎えしていますが、奥さんが残業で行けない時は僕が行くこともありますね。6時半まで預かってくれる保育園なので。

Bさん:6時半ですか、羨ましい!うちはもっと早いです。

Aさん:あと、僕も奥さんも動けない場合実家に頼る事が多いですね。姉も近くに住んでいるので、結構お願いすることがありますね。

<子供が病気になったとき>

Bさん:うちは、“育児は出来る限り夫婦で完結したい”という方針なんですが、子供が病気になった時とか、ピンチの時には助けてもらわないといけないなとは思っていまして。例えばお二人は子供が保育園で熱を出したというような時の緊急連絡先ってどうされています?

Cさん、Aさん:奥さんにしていますね。

Bさん:ですよね。ただウチの奥さんの場合、すぐに抜けられる仕事じゃないので、連絡先をどうするかはすごく迷いましたね。結局連絡先は奥さんにしましたが、すぐに動けない時は親に頼る形になるかなとふたりで相談しています。

Aさん:家族のサポートは絶対必要ですね。うちも特に病気の時は実家にお願いすることが多いですね。ただうちは助けてもらっている分、美味しいものをごちそうしたりして、他の形で返すようにはしていますね。共働きをしている分、家計としては余裕ができているわけだから、せめてそういう部分だけでも恩返ししていかないとと思っています。

Cさん:そういう配慮って大事ですよね。うちは僕も奥さんも一日休むのは大変だけど交代なら調整できるので、午前中は僕が家で病気の子供の面倒を見て、午後に奥さんと交代して昼に出社する、という体制で乗り切ったこともありますが、どうしても会社の同僚には迷惑を掛けてしまうので本当に感謝しています。

<男性の育休について>

Cさん:東京では男性の育休取得者が出たということですが、自分もやってみようって思いますか?

Aさん:え、男性も取れるんですか?そこから知らなかった…。

Cさん:取れますよ。東京では2週間で取得されたようですよ。

Aさん:あ、そうなんですか。1年とかじゃなくて2週間でも取れるならまだ現実的ですね。じゃあBさん取ってみたらいいんじゃないですか?

Bさん:そうですね…。いきなり2週間休むのは無理ですけど、プロジェクトのスケジュールに育休の予定も組み込んで計画するなら可能性はありますね。

Aさん:2週間休んだら、今はすごく大きい事に感じられるかもしれないけど、2年後3年後には、周りのみんなはBさんが2週間休んだことなんて誰も覚えていないと思いますよ。

Cさん:ですよね。家族にとっては短期間の育休でも、父親がメインで子供に関わる期間があると子育てスキルを上げられるから、その後の育児にもすごく良い影響があるって聞きますし。ぜひ、やってみてください。例えば、結婚したら「新婚旅行行くから一週間くらい休みます」って、わりと普通じゃないですか?僕は男性の育休もそういう風に、「◯◯さんのとこ子供産まれたのか、それなら2週間くらいは休むんだろうな」って感じで、“普通”にしていけたらいいなと思いますね。
<子供が出来て変わったこと>

Aさん:”主語が変わった”と思いますね。今まで「自分が何をしたい」「妻が何をしたい」で行動していたのが「子供が何をしたい」が最優先で動くようになりましたね。完全に世界が変わりました。

Cさん:ですよね。旅行に行くにしても、「親が行きたいところ」より「子供が行きたいところ」になりますもんね。

Bさん:僕は自分が見えていない部分が多かったな、と気づきましたね。例えばですが僕は梅田に詳しくて、友達と遊んだり飲みに行ったりする分には、あの辺りにはこういう店があるとか、この道を通ると最短で行けるとか、そういう知識はすごくあるんですが、いざ子連れで出かけるとなると、授乳室の場所もわからない、エレベーターの位置もわからない…と、自分のテリトリーだと思っていた梅田なのに、こんなに知らないことがあったのかと痛感しましたね。

Cさん:僕なんて今でも奥さんに「アンタは調べてなさすぎ!」って怒られるんですが、男性って女性に比べるとどうしても子育て関連の情報に疎くなってしまいますよね。

Bさん:そうですね。ほんまに見ていた世界が違っていたんだなと思いました。

Cさん:こうやって座談会で情報交換すると、なかなか普段は聞けない他の家庭のことも聞けて面白いですよね。「子育て応援ひろば」もどんどん更新していくみたいなので、ここで情報収集できると僕も奥さんに怒られないようになるかなぁ…。

Aさん、Bさん: そうですね。ブログもまめにチェックしてみます。