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お前はSSSS.GRIDMANを見て2018年のロボットアニメに追いつけ

俺だ。コセン・ニンジャだ。
最近はエターナル・チャンピオン・エルリックの本を読んでいたりした。
だが、ある日俺はSSSS.GRIDMANの面白さを信頼できる人物から聞いて、そして見た。
躍動する巨人。容赦のない怪獣の動き。まさに衝撃だった。
このアニメの面白さは記事にしたいと思ったので、書いた。
今日は、今季話題のアニメSSSS.GRIDMANについて語ろう。
言っておくが、俺はトリッガー社から、かぼちゃプリンの箱や飲むヨーグルトの樽をもらったから記事を書くわけじゃない。
俺が書きたいから書くのだ。それを忘れるな。

あらすじと魅力的なキャラクター達

 
https://gridman.net/
公式サイトでいくらでも読める。だが、キャラクターについては俺の所見を述べさせてもらう。



響裕太

記憶喪失の少年で、グリッドマンだ。ウルトラマンとモロボシ・ダンの、モロボシ・ダンだ。
記憶喪失で自分の家すら忘れており、学校生活を送るだけでも苦労しているが、人々が苦しむのを見過ごせずに怪獣と戦うことを恐れない戦士でもある。
悪に対して恐れず立ち向かう。それが真の戦士への第一歩であり、響裕太は真の戦士への道を歩んでいると言ってもいい。

グリッドマン

使命を果たせbotではない。サムライ・キャリバーによって最適化されたので色も強そうになった。
まだ第二話だから何とも言えないが、とても強い戦士だ。

内海将

メガネだ。まだ第二話だから何とも言えないが、いわゆるサポーターだ。
パワポケのメガネみたいなポジションだと思えばいい。

宝多立花

ヒロインだと思うが、まだ分からない。
あらゆる意味で一般的な女子高生であり、日常が失われていることを最も恐れている人物だ。

新条アカネ

間違いなく悪だ。人が死ねば、「やったー!死んだ!死んだ!」とガッツポーズしてビールを一気飲みする。
些細なことにブチギレては、怪獣で人殺しを画策するヒス女だ。
特に、気に入らない人間を自分の手で殺さず、怪獣が一方的に虐殺するのを、スポーツ観戦気分でモニター越しに見ているのはかなり邪悪だ。
この先の話でどう転ぶか分からないが、間違いなく同情の余地もなく邪悪であるという意味では、悪役として優秀だと思う。
「〇〇〇な理由があるから、怪獣を使った虐殺を許すよ!」なんて、そうそう言えるはずがないからだ。

サムライ・キャリバー

優しいし、かっこいい。背景事情は分からないが真の戦士だろう。

特撮のオマージュとかよくわからないが面白い

このアニメに関する情報を集めていると、円谷プロのうんちゃら作品のリスペクトだとか、なんちゃら作品のカメラワークだとか、そういうのが集まってくる。
そんなの知ったことか。グリッドマン変身シーンが、ウルトラマンっぽいぐらいしか俺には分からない。
けど、そんな特撮うんちくを知らずに見ても、このアニメはメチャクチャ面白い。
まず、大抵のアニメで出てくる学校のシーン。モブキャラは適当な顔で統一され、メインキャラクターだけの時間が動いているだけの異次元空間。
正直、俺はそんな学校のシーンが好きではない。メインキャラ以外は人間ではないのかという、野暮な突っ込みをしたくなってしまうからだ。
このアニメでは、そんなモブキャラの顔もきちんと描き、それにより怪獣によってそのキャラが抹消された時の喪失感を上げる役割がある。
また、学校のシーンなどはやけに暗いし、BGMがない。これによって、日常の中の不穏なまでに味気ない雰囲気を出すことに成功している。
だからなのか、学校のシーンでもサクサクと話が進み、視聴者を(少なくとも俺は)飽きさせることなく、次のシーンへと移行させていると思う。
正直、二話ぐらいならサッと見れてしまうくらいに、テンポが良かった。
次にグリッドマンと怪獣の戦闘シーン。
格闘シーンの迫力がすごかった。グリッドマンの得意技の飛び蹴りとか、グールギラスの首を掴んで殴るシーンなど、とにかく動きに重視した描写がされていた。
戦闘シーン自体の時間は少ないのだが、グリッドマンの格闘を見ているだけで興奮したし、第二話で剣を使ってデバダダンを一刀両断したシーンもカッコよかった。
今のところは文句なしの戦闘シーンだ。これからも期待したい。

電光超人グリッドマンとの関連性

正直、分からない。Wikipediaには監督が覚えている作品とあって、つまりはリメイク元という事らしい。
だが、完全新作アニメとも書いてあるので、俺は完全新作アニメとして見ることにした。

最後に

最近、アニメの作画崩壊が話題になっている。
アニメを激しく動かすには、必然的に作画枚数がかさむことになり、作画崩壊の危険性も高まることになる。
逆に動きを出そうとしてCGを使うと、アニメの絵と不協和音を生んでしまい、ちぐはぐな絵になってしまうこともある。
そんなアニメ事情の中で放送されている、SSSS.GRIDMAN。
戦闘シーンはぐりぐり動くし、戦いに向かう少年たちの描写もよい。
まさに期待の新作と言ってもいいアニメだ。
まだ見ていないなら、アマゾンプライムか、他のサイトで探して見ることをオススメする。
今のところ、俺が一番好きなセリフはサムライ・キャリバーの「戦うしかないと言ったはずだ、お前はどうする?」だ。
理不尽に直面してうじうじ悩むよりは、それに立ち向かい、戦うほうが俺は好きだからだ。

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